身近にある“選択と集中”


この記事の所要時間: 110秒 〜 210秒程度(822文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
今回は身近にある“選択と集中”のお話をします。
 
日々の作業でも“選択と集中”は重要です。
例えば、打ち合わせの時刻が迫り、あと10分でレポートを仕上げなくてはならないとき何をするか。誤字脱字をチェックするのか、グラフの見映えを整えるのか、全体の構成に無理がないか見直すのか、冒頭部分のつかみを強化するのか、結論部分を再考するのか、それとも、レポートの修正は諦めてコーヒーを飲んで気持ちを落ち着かせるのか。どれが最適なのかはわかりませんが、漫然と「全体を見直す」よりもテーマを絞って集中した方が大きな成果を期待できます。これもある種の“選択と集中”と言っていいでしょう。何を選択して如何に集中するかによって打ち合わせの出来不出来は大きく違ってきます。ビジネスで成功している人は、このあたりのコントロールも上手な人が多いようです。
 
もう一つ“選択と集中”を意識した方が良いと思うのは、モノ選びです。
たくさんのモノが溢れる現在、何を買うときにも、何を使うときにも、数多くの選択肢の中から一つに絞ることが必要になります。常に利益を最大化する合理的な選択をするのは難しいので、ランチのお店は適当に決めてもお客さまを接待するお店はじっくり選ぶ、スーツはどれも似たり寄ったりだけどネクタイにはこだわる、などとなるでしょう。これも広義の“選択と集中”です。モノ選びに掛けるコストと、その結果生まれる利益のバラツキを比較するわけです。どれを選んでも利益にバラツキがないのなら、そのモノ選びにコストを掛けるのは無駄です。何を選ぶのには時間を掛けるか、この“選択と集中”も上手い人と下手な人の違いが大きいように思います。
 
このように“選択と集中”は日々作業する中でもどこかしこで有効になります。
漫然と作業することなく、ところどころで立ち止まって“選択と集中”を意識することが重要です。

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