エゴサーチをしてみよう!


この記事の所要時間: 240秒 〜 340秒程度(1566文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
インターネットコムにもし自分の名前が検索されていたら…、「気分が悪い」約4割という記事がありました。自分の名前を検索するエゴサーチについてのアンケート結果です。
 


自分の名前を検索したことがある人は増加中


記事によると、自分の名前を検索したことがある人は6割以上(63.6%)となります。この数値を高いと思うか低いと思うかは人それぞれでしょう。ただ、前回調査(2008年)と較べてエゴサーチの経験率が上がっている点は興味深いところです。期間を指定していない経験率なので時間の経過にともなって数値は上がって当然です。しかし、それを考慮しても、感覚的にはエゴサーチの重要度に気付いている人が増えているように思えるからです。
 


あやしいアンケート結果はスルー!


併せて、自分自身ではなく友人など身近な人を検索したことがあるかのアンケート結果も掲載されています。これとエゴサーチ経験を比較すると「自分のことだけ検索する人」や「自分以外のことだけ検索する人」がわかっておもしろいように思ったのですが、この部分の質問方法や集計方法に疑問があるためこれは断念しました。
 
具体的に説明すると、エゴサーチをしたことがある695名に対して行なった質問なのに、「友人や知人」を検索した人が496名、それと重複しないはずの「検索したことはない」人が382名もいて、併せて900名近くになっているところにどうも矛盾があります。好意的に解釈すれば集計する際にベースを全員(1,092人)にした可能性もありますが、その場合、エゴサーチをしない人が他人を検索しないという前提になり、これはこれでおかしな話です。また、「友人など身近な人を検索したか」の質問を全員に行なっているのなら、そもそも別の書き方になるでしょう。
 
他人が行なったアンケートの取り扱いには充分な注意が必要です。
わかっていただきたいのですが、このアンケート結果に文句を言うことは本意ではありません。人間が行なったアンケートにはミスや間違いがあって当然だと考えていただきたいのです。これを前提にアンケート結果を見ることで、“あやしさ”に注意すること、気付くことが可能になります。この前提がとても重要なので、あえて記載しました。
 
あやしいと思ったら取り上げない。消極的なようですが、これが現実的な対応です。
 


「気分が悪い」は不思議な回答


さて、話を戻して記事のタイトルにもなっている「自分の名前が検索される」ことについてです。これは全員(1,092人)への質問で、次のような結果になっています。

●特に気にならない 46.5%
●気分が悪い    40.9%
●うれしい     9.1%
●その他      3.5%

 
まあ、質問されたからこう答えたのでしょうが「気分が悪い」というのは不思議な回答です。普通に生活されている限り、自分の名前が検索されたことには気付かないわけで、それを「気分が悪い」といってもどうにもなりません。
 


エゴサーチをしてみよう!


今の世の中、自分の名前が検索される可能性は常にあると思っていた方が賢明でしょう。自分に興味を持つ人がいる限り、Google等の検索エンジンがあれば検索されてしまうのです。これを防ぐ手立ては限られます。むしろ、「自分の名前が検索されるのは当たり前」と考えて、その検索結果をコントロールする方法を考えるくらいの方がいいでしょう。
 
そう考えるのなら、自分のエゴサーチをすることが第一歩になります。まずは、自分で確認してみて、間違った情報や重要でない情報が上位となっていないか、チェックしてみたらいかがでしょうか。

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