プレゼンテーションの問題点はそこじゃない!


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1420文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
仕事柄、人前でプレゼンテーションをすることがあります。
若い頃から機会に恵まれているため苦手意識は薄れているものの、「もっとうまくできれば」と思うこともしばしばです。我流を貫き、世間一般で言う「素晴らしいプレゼンテーション」には程遠いところにも問題を感じます。
 
「うまくできれば」が高じてプレゼンテーションについての書籍を手に取ると、そこに書いてあるのはスライドのつくり方や図表の有効活用法、話し方のコツや身振り手振りの注意点などばかり。もちろん、これらのスキルがプレゼンテーション力の向上に役立つのは間違いないでしょうが、「表現力に長けている → 素晴らしいプレゼンテーション」という安直なカテゴリー適用法に抵抗を感じます。
 
「そんな小手先の対症療法ではプレゼンはよくならない」と常々思っている中、最近目にしたのが今回紹介するツイートとスライドです。
 

photo credit : Ezu via photopin cc

 


プレゼンの構成要素は、考え方、表現、そして「人間力」


まずは慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)山中俊治先生のツイートです。


 
アートディレクターの水野学さんの発言の引用で、プレゼンテーションの構成要素に「人間力」が入っているところが目を惹きます。コンテンツ(考え方)を裏打ちするような人間力を醸し出すことは、確かにプレゼンテーションに欠かせないでしょう。
 
故スティーブ・ジョブズをはじめ、自社の行なっていることを「絶対に正しい」と思っている人間のプレゼンテーションが魅力的なのは、この人間力と強くリンクしているように思えてなりません。
 


しょぼいプレゼンをパワポのせいにするな!


もうひとつ気になったのが、これです。


『しょぼいプレゼンをパワポのせいにするな! 』というスライドで、スライドのつくり方=表現についてのアドバイスという体ですが、コンテンツ(考え方)や人間力があってこその表現力というメッセージを感じます。
 


コンテンツ力、人間力を鍛えよう!


プレゼンテーションについての巷のアドバイスは、商売のためもあってか表現力に偏っています。コンテンツを組み立てる力や人間力はスキルというよりセンスなので、伝授しにくいという面もあるかも知れません。
 
しかし、少しでも素晴らしいプレゼンテーションを行なうために、コンテンツ力、人間力が必要なのは間違いありません。
世間の風潮に流されることなく、コンテンツ力、人間力を鍛えたいものです。

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