継続は力なり、されど時には立ち止まろう!


この記事の所要時間: 320秒 〜 420秒程度(1914文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
「継続は力なり」という言葉があります。
何となく説教臭くて癇に障るものの、三日坊主では行なっていることの良し悪しも判断できないので、一理あるのでしょう。
 
ただし、継続さえすれば何でも力になるわけではありません。ここに注意が必要です。
「継続は力なり」を意識し過ぎると、継続すること自体が目的になってしまい本末転倒となります。本来、目的を達成するための手段として継続を目指した筈なのに、継続しているだけで満足するようになるのです。
 
このような事態に陥らないため、時には立ち止まって自社や自分の行動を見直す必要があります。
 

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計画の見直しは難しい

企業でも個人でも、計画は立案よりも実行に困難が伴います。
外部環境が予想外の変化をするだけならまだしも、一定のコントロールが可能な筈の内部の作業さえ予定通りには進まないものです。目標を達成するだけの能力がない、作業者の動機付けがうまくいかない、計画を具体化する方法が見付からないなど、さまざまな要因で作業が滞ります。
 
計画通りに作業が進まないとき、その状態を看過してはいけません。
そのままでは事態は悪化するばかりです。うまくいっていない計画をただただ継続しても、望んだ成果が達成されないのは当然でしょう。
 
計画の滞りを見過ごさないため、計画を立案する段階でスケジュールに進捗管理会議を組み込んだり、数か月に一度の計画見直しを予定したりします。しかし、これらの仕掛けもなかなかうまく機能しません。余程強い危機感がない限り、慣性の法則が働いてしまい、今の作業を(少し手を加えて)継続するという判断に落ち着きがちなのです。
 
人間が完全な合理性を持っているのなら、計画を見直した場合と見直さない場合の利益を比較することになります。しかし、実際の人間はそこまで合理的ではないので、惰性が強く働き、なかなか変わらないことになります。行動経済学でいう「コンコルドの誤謬」に近いものもあるでしょう。今まで行なっていたことを変更するのが「もったいない」と思えてしまうのです。
 
時には継続から逃れることが必要なのですが、人間というのはこれが苦手なようです。
 


計画の見直しには特効薬もない

問題を提起しながら、これに特効薬はありません。
上に書いた進捗管理会議や危機感の醸成などは一定の効果を発揮しますが、結局のところ担当者の意識の問題だからです。とはいえ、担当者に対して何らかの教育をしてもすぐに効果が出るようなものではありません。正直に言えば、本人が強い意志でみずから変わろうとしない限り、有効な見直し作業をすることはできないのです。
 
自分を律して、常に、自分が進んでいる方向は正しいか、選んだ手法に間違いはないのかを見直すことをすすめるしか手立てはありません。これこそ実効性の欠片もない画に描いた餅のような計画ですが、嘘偽りのないところを書くとこの結論になります。
 
こう言ってしまうと詮無いというなら、みずから無理矢理でもきっかけを見付けてその度に見直しをするという方法はアリでしょう。「誕生日だから」でも、「天気がいいから」でも、「ポッキーの日だから」でも、何でも構いません。有効な見直しができるかは自分の意識次第ですが、何にせよ継続していることを見直すのは良いことです。
 


今後は数日おきに・・・

さて、このブログについても少し見直しを行ないます。
 
実はこの記事が200本目。いいきっかけです。
半年ちょっとの間、毎日毎日記事を書き続けてきましたが、かなり惰性になっています。
 
このブログの当初の目的は文章を書くことの練習でした。
もちろん一定の文章力はあるつもりでしたが、大量の文章を書く習慣を身につけようと考えたのです。これまで200回の投稿で1回1,500字として30万字。量の訓練としては、もうそろそろ充分でしょう。そこで、引き続き文章力のアップは目指すものの、その中心を量から質へ転換することにしました。
 
これからもこのブログは継続します。
ただし、今後は頻度を下げて、数日おきの更新になる予定です。
この変更により質が上がる保証はありませんが、せいぜいご期待ください。

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