Googleリーダー終了でもRSSをすすめる理由


この記事の所要時間: 340秒 〜 440秒程度(2051文字)


先週、Googleリーダーのサービス終了が発表された。終了日は7月1日だ。
 


 
Googleリーダーは、RSSリーダーのデファクト・スタンダードなので、衝撃は大きい。その上、現在、他のRSSリーダーはこのツイートにあるような惨状で、代替となるサービスがすぐには思い当たらない。このままでは、RSS難民が発生するかも知れないのだ。
 
さて、ここまで読んでも「RSSって何?」という人が多いのではないだろうか。
そのくらいRSSは使われていない。そして、だからこそGoogleが撤退するのだろう。TechCrunchにGoogle Reader終了 ― 結局のところ「RSS」は一般の人が必要とする情報収集手段ではなかったという記事があったが、ほとんどの人にとってRSSのメリットがわかりにくかったのは間違いない。
 
しかし、それでもRSSは最強の情報収集ツールだ。
Googleリーダーのサービス終了が決まった今だからこそ、少しでも多くの人にRSSを使い初めて欲しいと思う。
 
そこで、今回はRSSの利点を説明したい。
佐々木流「RSSノススメ」といったところだ。

 

 


RSSは毎日届くミニ新聞


RSSの仕組みは簡単だ。
各ホームページに用意されているRSSフィードをRSSリーダーに登録することで、そのページの更新情報が自動で入ってくるようになる。RSSフィードの目印は、上の画像にあるようなモノが伝わってくる様子をあらわしたアイコンだ。このサイトの右上にもある。ここをクリックすると、それぞれの環境でデフォルトのRSSリーダーが起動して、RSSを見ることができる。
 
ちなみに、このサイトのRSSをGoogleリーダーで見るとこんな風になる。記事のタイトルと冒頭部分が一覧になって見られるので、おもしろそうな記事が簡単に見つかるようになるのだ。

ささびずのRSS

 
RSSフィードがあるのは個人のブログだけではない。報道機関のニュースページ、企業や官庁の新着情報ページにもRSSがある。そして、RSSをたくさん登録すれば、各ホームページの更新情報を一覧できることになる。RSSは、自分専用にカスタマイズされた毎日届くミニ新聞のようなものなのだ。
 

photo credit : stylianosm via photopin cc

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大量の情報を効率的に処理したいなら・・・


RSSには同一フォーマットの見やすさがあるため、多くの情報に素早く接触できる。そして、大量の情報を短時間で処理することが可能になる。使い慣れれば、情報の見逃しも減ってくる。
 
自分の場合、161のフィードを登録して1日に1500件程度のRSSを読んでいるが、まったく苦痛はない。他の方法では集められない情報量だと思う。テレビのニュースを30分見るくらいなら、その時間で1000件のRSSを読んだ方が効率的だ。
 
まあ、こういういささかハードなやり方なので、万人向けとは言わない。情報を効率的に集めたい人のためのツールだ。だからこそ、「一般の人が必要とする情報収集手段ではなかった」と言われるのかも知れないが、そこまでギーク向けのツールではないと思う。情報収集に悩みを持つすべてのビジネスマンにオススメしたい。
 


Googleリーダー死すともRSSは死せず


皮肉にもGoogleリーダーがなくなることでRSSが再び注目を集めている。Googleリーダーの代わりになるサイトやアプリを紹介する記事もたくさん出た。Googleリーダーをベースに動いているソフトでも、継続を宣言したものもある。
 
RSSは常習性が高い。
偏愛者も多いため、これを狙った新しいRSSリーダーがこれからも出現するだろう。「Googleリーダー死すともRSSは死せず」なのだ。
 
何ごともきっかけだ。
このハードな(?)情報収集を楽しめそうな人がいたら、まずGoogleリーダーを試してみるといいだろう。何せ、比較的取っ付きやすい。
 
そして、もし気に入ったのなら、新しいRSSリーダーを探せばいいだけだ。

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