ところで、Yahoo!グループの設定は大丈夫?


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1672文字)


先日、Googleグループの利用で情報が漏洩する事故が報道された。
同サービスに送られた情報は、初期設定のままだと閲覧制限がかからないため、誰でも見られる状態になっていたのだ。システム側の欠陥ではなく、利用者側の設定ミスだと考えられるが、却ってそれだけに自分の周辺で起きても不思議がないように思う(参考:内部メール誰でも閲覧「グーグルグループ」利用|読売新聞)。
 
この報道を見て心配になったのが、他社サービスでの同様のトラブルだ。
例えば、Yahoo!グループは大丈夫だろうか。実はYahoo!グループを使っていて、ドキッとしたことがある。丈夫な金庫に入れたのに、扉を開けっ放しにしそうだったのだ。
 

Photo credit : Profound Whatever / Foter / CC BY-NC-SA Photo credit : Profound Whatever / Foter / CC BY-NC-SA

 


望まない公開グループがある?


Yahoo!グループは、一言で説明するならメーリングリスト。グループ宛にメールを送信すれば、登録したメンバー全員に同じ内容のメールが届くシステムだ。あわせて、同一内容のテキストが掲示板に掲載される。グループは誰でも作成できて、Yahoo!のIDさえ持っていれば大した手間ではない。ステップは3つだけだ。
 
グループを作成するステップの中では、公開グループにするか非公開グループにするかは問われない。作成完了を知らせる画面に「グループの初期設定」のボタンがあるが、これを行なわなくてもグループは作成される。そして、初期設定をスルーした場合にできるグループは公開グループ。新しいサービスを使うときに初期設定をするのは当然だが、中にはそれをしない人がいるのも間違いない。
 
きっと、Yahoo!グループにも望まない公開グループがあるだろう。
公開グループの状態だと、グループに投稿されたメッセージは、誰でも見ることが可能だ。閲覧にはグループ参加が必要になるが、管理者による参加承認の手続きがないので実質的にオープンであることに変わりはない。悪意の人がいて、当該グループを探し出した場合という条件付きとは言え、情報漏洩の可能性が残る。
 
なぜこんなことを知っているかといえば、初期設定を後回しにした経験があるからだ。本格的に使いはじめる前に設定を確認してドキッとした。確認を怠れば情報漏洩の当事者となっていたかも知れない。
 


設定を再確認しよう!


Yahoo!グループを使っていて、公開/非公開の設定に自信がないのなら、再確認することをオススメする。
 
手順は以下の通り。
Yahoo!グループで、自分がオーナーもしくは管理者になっているグループに移動

②左側メニューから「グループの管理」を選択

③グループ設定の中にある「参加方法」を選択

④「グループへの参加方法」が非公開グループになっていることを確認

Yahoo!グループ

⑤もし公開グループになっていたら、「編集」から移動して非公開グループに変更

Yahoo!グループ

 


サービスは理解してから使わないと・・・


インターネット上には便利なサービスがたくさんあるが、しっかり理解してから使わないと思わぬトラブルに巻き込まれる危険がある。設定がわかりにくいサービスだからといって、いい加減な状態で使っていると大変なことになり兼ねない。自分なりに理解して、サービスを使う必要がある。
 
「それができれば苦労しない」という声が聞こえてきそうだが、自分の身を守るためにはそれをするしかないようだ。もちろん、「理解できないサービスは使わない」という選択肢もある。しかし、多くの人と協同で作業をする場合などは、自分の好みを通せないことも多いだろう。
 
今を生きるビジネスマンとしては、新しいサービスを理解して使いこなすリテラシーも必要になる。このとき、他人からのアドバイスは役立つが、他人任せの判断は危険をはらむ可能性がある。サービスの内容をみずから理解して使用する姿勢が大切だ。

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