電話は出るよりもかけた方が有利?


この記事の所要時間: 120秒 〜 220秒程度(939文字)


先日のこと、ある懇親会で「仕事の電話は出るよりもかけた方が有利」という話をしたら、多くの人から「そんなこと考えもしなかった」と驚かれた。当たり前のことを再確認するつもりで話していたので、びっくりされてこちらがかえって驚いた次第だ。少し考えればわかることなので常識だと思っていたが、世の中にはそんなことまで考えない人がたくさんいるらしい。
 

Photo credit : Furryscaly / Foter / CC BY-SA Photo credit : Furryscaly / Foter / CC BY-SA

 


準備ができているか、できていないかの違い


電話をかけた方が有利な理由は単純明快だ。
かけた方は、相手と何を話すか考えて、必要な資料があればそれを準備した状態で電話する。一方、電話に出る方は不意を突かれた格好になる。話をしながら資料を引っ張り出し、記憶を掘り起こしながら対応するようなことになり兼ねない。要は、準備万端 vs 準備不足になってしまうのだ。このような状態になれば、電話をかけた方のペースで話が進むのは間違いないだろう。
 
1本の電話で有利に話を進めたからといって、些細なことに過ぎない場合も多いし、そもそもビジネスは勝ち負けだけではない。それでも、不幸な失敗を招かないためには、どんなタイミングで電話に出て、どんなタイミングで電話に出ないかをコントロールすることが重要になる。
 


出ればいいというものではない


電話が鳴ったら出るのが礼儀なのはよくわかる。
それでも、あまり準備が整っていない状態で電話に出るのは感心しない。自分に有利か不利だけではなく、相手に時間の無駄をさせる可能性も高いからだ。例えば、歩きながら資料も確認できないような状態で中途半端に話をしても、質の高いコミュニケーションは期待できない。結局、二度手間三度手間になったり、誤解からトラブルが発生したりすることになる。そんなことになるくらいなら、電話に出ないほうがマシだろう。何でもかんでも電話に出ればいいというものではないのだ。
 
携帯電話の浸透で、いつでもどこでも電話できるような状態になったからこそ、電話のマナーを見直す価値があるように思う。まずは、出ればいいという態度を改めることからはじめたらいかがだろうか。

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