ねじアンケートがおもしろい!


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1338文字)


Googleアラートを仕掛けておくと、思わぬジャンルのニュースがときどき届く。
ノイズといってしまえばそれまでだが、これがなかなかおもしろい。想定外のところから飛び込んでくるニュースに、好奇心を刺激されることもしばしばだ(Googleアラートについて詳しく知りたい人はGoogleアラートで効率的な情報収集を!を参照のこと)。
 
先日は「アンケート」のアラートにアンケート「あったら良いと思う未来のねじは?」という記事が入ってきた。金属産業新聞社の「ねじニュース」に掲載されたもので、「絶対に緩まない保証がある」ねじや「音・色や無線等で緩みを知らせてくれる」ねじが望まれているというアンケート結果の紹介だ。どうやら、ねじ業界では「緩み、サビ」の防止ニーズが強いらしい。
 
さて、このような特殊な業界に深く根差したアンケートは多くの人にとって直接役に立たないだろう。しかしその一方で、自分のようにこういうアンケート結果をおもしろいと思う人がいるのも間違いない。業界アンケートは、使い方次第で大きく「化ける」ように思うのだが、いかがだろうか。
 

Photo credit : selva / Foter / CC BY-NC Photo credit : selva / Foter / CC BY-NC

 


業界アンケートを外部にも!


業界アンケートのおもしろさの源泉は彼我の常識の違いにある。
業界の当たり前は、世間の当たり前ではないところがポイントだ。そして、ビジネス全般に広く関心を持っている人は、この手の新しい情報に目がない。業界内の情報をうまく外部に発信すれば、業界への関心を高めることが可能になるだろう。
 
業界についてのアンケートは、業界内部の人の役に立つよう企画されることが多い筈だ。しかし、それに少し工夫を加えて外部に公開することで新たな効果が期待できる。業界への注目を集めるためには、業界アンケートをもっと有効活用する必要があるのだ。
 


事前に情報発信すれば・・・


少し具体的な話をしよう。
 
今回紹介したアンケートは、機械要素技術展の来場者を対象に行われた。イベントに集まった人を対象にするのは極めて合理的だが、話題提供を目指すなら事前アンケートをして情報発信をした方がいいだろう。事前に情報を発信すれば、イベントへの来場や取材の量にも良い影響を与える可能性があるからだ。
 
既存の取引先に事前アンケートを行ない、イベントに先がけて発信すれば、話題にもなる。イベント来場者のニーズを少しでも把握できれば、イベントの準備も捗るだろう。一石二鳥のように思うのだが。
 


有効活用しないともったいない


何より思うのは、せっかくアンケートを行なうなら有効活用しないともったいないということだ。イベントなどで毎年アンケートを取るようになると、惰性で何となくアンケートを続けてしまうことも多い。こうなると、目的も何もないアンケートをだらだらと繰り返すことになる。
 
それではアンケートを行なう方も答える方も不幸だ。
どうせアンケートを行なうなら、しっかりした目的を設定して有効活用した方がいい。何となく続けている業界アンケートがあったなら、見直してみたらいかがだろうか。

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