GoogleアラートのRSS配信が人知れず復活!


この記事の所要時間: 350秒 〜 450秒程度(2207文字)


気になっているキーワードについて、常に最新情報が欲しいと思う人は多いだろう。キーワードを頻繁に検索すればいいのは確かだが、それでは効率が悪過ぎる。そこで便利なのがGoogleアラートだ。Googleアラートを使えば、「指定のキーワードに関連する最新の Google 検索結果(ウェブ、ニュースなど)をメールで配信」してくれるというのだから、これを使わない手はない。Googleアラートはかなり強力な情報収集ツールだ。
 
さて、このGoogleアラートに大きな変化があった。
Googleリーダー終了とともに無くなってしまったRSS配信が復活したのだ。これで、アラートの受取方法をメール配信とRSS配信から選べる状態に戻ったことになる。これについての公式リリースは見当たらないものの、RSS配信が人知れず復活しているのは間違いない。情報収集が好きな人にとって、近ごろ、これほど歓迎すべきニュースが他にあっただろうか。何せ、RSS配信あってこそのGoogleアラートだからだ。
 

Photo credit : violinha / Foter / CC BY-NC-SA Photo credit : violinha / Foter / CC BY-NC-SA

 


メール配信では手に負えない


Googleアラートの肝はアウトプットされる情報自身にある。そして、メール配信でもRSS配信でも、Googleアラートが知らせる情報の内容に変わりはない。それならば、メール配信でも充分だと思われるかも知れないが、そうはいかないのが情報収集の難しさだ。メール配信とRSS配信では大違いとなる。
 
以前、Googleアラートで効率的な情報収集を!という記事の中で、メール配信だけになってしまったGoogleアラートをオススメした。Googleアラートからの情報は強力なので、どんな方法でも活用した方がいいと思って書いたことだ。しかし、使ってみてわかったが、メール配信でのGoogleアラートは正直厳しい。入ってくる有用な情報に変わりはなくても、使い難くて手に負えないのだ。
 
使い勝手の違いはアラートの配信単位にある。RSS配信では記事のタイトルが一つずつ出てくるが、メール配信では複数のタイトルが一度にメールで飛んでくるのだ。このため、未既読の管理も、後で読むの管理もやりにくくなってしまう。こんな些細な違いで急に使いにくくなってしまった。
 
また、RSSを読んでいるときと、メールを読んでいるときの心構えの違いも大きい。前者は主に情報収集のためにやっていること、後者は主に人とのコミュニケーションのためにやっていること。メールチェックの途中で気になるニュースがまじると、コミュニケーションモードだった集中力が切れてしまうのだ。この切り替えにもそのうち慣れるかと思ったが、なかなかそうはならなかった。図らずもGoogleアラートのメール配信は、作業の選択と集中を乱してしまった訳だ。
 
この2つだけが理由ではないものの、実際に使ってみた結果としてGoogleアラートのメール配信はあまりオススメできない。
 


RSS配信の使い方


さて、理屈はこれくらいにして、復活したGoogleアラートのRSS配信の使い方を説明しよう。手順は5ステップだ。
 

1.Googleにログインした状態でGoogleアラートにアクセス

2.「検索キーワード」に気になっている言葉を入力

3.「結果のタイプ」「頻度」「件数」を適宜設定
  (オススメはすべて、その都度、すべての結果)

4.「配信先」をフィードにして「アラートの作成」をクリック

5.(アラート管理画面に自動遷移するので)「フィード」をクリック

 
これでGoogle側の設定は完了だ。クリックするとデフォルトのRSSリーダーが起動するので、そこにこのRSS(フィード)を登録すればいい。デフォルトのRSSリーダーが気に入らないなら、フィードのURL(feed://www.google.com/alerts/feeds/数値列)をコピーしてFeedlyなど別のRSSリーダーに登録するといいだろう。
 


ときには網羅性のある情報収集を!


最近、キュレーションサービスがはやっている。ある人がこれまでつぶやいた内容やクリックした記事から、その人が興味を持ちそうなニュースを集めて提供するサービスだ。効率の良い情報収集を売りにしている。
 
しかし、キュレーションはかなり危険なサービスであるとも考えられる。自分の視野が狭まってしまう可能性が高いのだ。ネットに無数にある記事の中から、自分に合うものが選ばれることで、その視野は偏ったものになってしまう。集められた記事を読んでいれば気分が良いかも知れないが、「見たくないものは見ない」状態が加速するおそれがある。
 
ビジネスにおいて何らかの判断をするのなら、偏った情報収集は禁物だ。自分に都合の良い情報ばかりを集めて自説を補強する人は多いが、不幸な結末を招くことは目に見えている。代表性のないニュース群から判断していては、正しい意思決定はできない。
 
この点、Googleアラートの情報収集には網羅性があると考えられる。キュレーションもいいが、視野を広げるためにGoogleアラートを併用したらいかがだろうか。

  1. 佐々木様  記事読んで大変参考になりました。 ありがとうございます。

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