Weblio辞書のススメ!


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1658文字)


文章を読んだり書いたりしていると、ふと言葉の意味を確認したくなることがある。そんなときに利用するのがインターネットにある辞書サイトだ。未だ手元に置いてある辞書に愛着はあるし、パソコンに入っている辞書アプリを使うこともしばしばだが、便利さには勝てない。自然と、辞書サイトを利用することが多くなっている。
 
辞書サイトの定番と言えばgoo辞書だろう。自分も長いことgoo辞書を利用していたが、最近になって変化があった。近ごろ、Weblio辞書ばかり利用しているのだ。
 
正直に言えば、Weblioは大手サイトが提供する辞書機能と較べて何となく信用ならない感じがしていた。そして、ただ言葉の意味を調べるだけならgoo辞書やYahoo!辞書でも充分なので、ついつい消極的にこれらを利用し続けることになる。しかし、たまたま何回かWeblioをを使ってみて、印象はがらりと変わった。Weblio辞書は積極的に利用する価値がある。Weblioは思わず人にオススメしたくなるほど素晴らしい辞書サイトなのだ。
 

※画像はWeblio辞書をキャプチャー
※画像はWeblio辞書をキャプチャー

 


玉石混淆の「辞書っぽいものたち」


Weblioの良いところを一言であらわすなら、それは検索する対象の豊富さだ。なんと「654の専門辞書や国語辞典、百科事典」を活用している。
 
その対象は『大辞林』(三省堂)、『新英和中辞典』(研究社)のような一般的な辞書から、『隠語大辞典』(皓星社)、『地名辞典』(日外アソシエーツ)のような専門辞書まで。他にも、ウィキペディアを筆頭に、書籍にはなってないけど言葉の意味が調べられるホームページがたくさん対象になっている。公的機関や大手企業がつくった資料も多く、『気象庁 予報用語』(気象庁)、『日本酒用語集』(日本酒造組合中央会)、『下着用語辞典』(ワコール)なども含まれる。
 
「654の専門辞書や国語辞典、百科事典」と聞いて、紙で数百ページ、数千ページの大冊を思い浮かべた人には残念に思うかも知れない。「こんなの辞書じゃない」という人もいるだろう。しかし、この玉石混淆の「辞書っぽいものたち」がなかなかいい仕事をする。
 

Photo credit : greeblie / CC BY Photo credit : greeblie / CC BY

 


表面的な説明もあれば、専門的な解説もある


さて、Weblio辞書で単語を検索すると、いくつもの検索結果が順に表示される。
例えば、「あまちゃん」を調べると、
 ・実用日本語表現辞典
 ・大阪弁
 ・隠語大辞典
 ・ウィキペディア
 
「ドラフト」を調べると、
 ・三省堂 大辞林
 ・時事用語のABC
 ・実用空調関連用語
 ・薪ストーブ用語辞典
 ・ウィキペディア
 
「藤原の効果」を調べると、
 ・新語時事用語辞典
 ・気象庁 予報用語
 ・ウィキペディア
といった具合だ。
 
検索結果のレベルはバラバラで、表面的な説明もあれば、専門的な解説もある。どれを読んだらいいのかわからないという声もあろうが、これこそが言葉の持つ意味の広がりとも言える。普通の国語辞書を引いて「もの足りない」、「これじゃない」と思ったり、ウィキペディアを読んで「冗長過ぎる」と思ったりする人なら、いくつもの語義が示されるところに価値を見出だせるのではなかろうか。
 


言葉の持つ意味の広がりを楽しもう!


辞書は言葉の意味を調べるために用いるが、直接的に役立つことばかりが辞書の役割ではない。言葉の持つ意味の広がりに触れるのも辞書活用の醍醐味だ。権威ある辞書の語釈だけが言葉の意味ではない。言葉の意味には広がりがある。
 
文章を読むにしても、書くにしても頭に刺激は必要だ。ただただ言葉の表面を追いかけても得られるものは少ない。そんなとき言葉の持つ意味の広がりが役に立つ。ときには、Weblio辞書を使いたくさんの検索結果を楽しむのもいいのではないだろうか。

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