Evernote、全角マイナスへの変換を防ぐ方法


この記事の所要時間: 240秒 〜 340秒程度(1550文字)


Evernoteでは、ある条件を満たすと半角マイナス2個が全角マイナス1個に変換される。
 
前々回の記事(真の原因はEvernoteの「お節介」!?)で指摘したこの「余計なお節介」機能。面倒でもいちいち元に戻すしかないと思っていたら、自動変換を防ぐ方法をたまたま見付けた。折角なので、ここに紹介する。
 

Photo credit : othree / CC BY Photo credit : othree / CC BY

 


ノート上で右クリックを押せば・・・


自動変換を防ぐ方法は極めて簡単だ。
 
Evernoteのノート上で右クリックを押せばいい。後は、出てきたメニューから【自動置換】、そのサブメニューから【スマートダッシュ記号】を選ぶだけ。【スマートダッシュ記号】前のチェックマークがなくなれば、自動変換されなくなる。ほんの数秒で作業は完了するだろう。
 

Evernoteの自動変換

 


問題はメニュー構成とメニュー名


この作業、わかってしまえば何ていうことのない設定変更だが、ここまで到達するのが大変だった。
 
なぜ到達が難しいかといえば、それはまずメニューの構成が悪いからだ。アプリケーション自体の設定変更がまさか右クリックのメニューにあるとは思わず、メニューバーの【ファイル】や【編集】で該当するようなメニューを探してしまった。右クリックにあるのは、現在作業中の文書や入力中の文字に対するその場限りのコマンドだけだと考えていたのだ。もちろんこれは自分の常識に過ぎないのだが、アプリケーション自体の設定はメニューバーから行なうという感覚がある人は多いだろう。決まりごとではないものの、メニューバーと右クリックの性質を考えればおのずとこの結論に達するように思う。
 
そして、メニュー名のわかりにくさにも難がある。【自動置換】はわかっても、【スマートダッシュ記号】がわからない人は多い筈だ。自分の場合、マイナス記号と似て非なるダッシュ記号があることをたまたま知っていので気付いたが、このメニュー名を見ても何のことかわからない人がほとんどだろう。実際、設定変更を終えた後でも、どこがどう「スマート」なのかはわかっていない。
 
自動変換の有無が設定によってコントロールできることは素晴らしい。ただし、このように不親切なメニュー構成とメニュー名では役立たずになってしまう。
 


ユーザビリティを大切に!


アプリケーションを使うとき、ちょっとした使い勝手の悪さが大きなストレスになる。一貫性のないメニュー構成、意味のわからないメニュー名などはその最たるものだ。自分に限って言えば、ユーザビリティの悪いアプリケーションはすぐに使うのをやめたくなる。WindowsよりMacを好むのも、このあたりが大きな要因だ。
 
ユーザビリティの良し悪しがアプリケーションの乗り換えにまでつながるかはわからないが、使用感に大きな影響を与えるのは間違いない。パソコンのアプリであれ、スマートフォンのアプリであれ、日々の仕事や生活に大きく食い込んでいるからこそ、ちょっとしたユーザビリティが大切になる。
 
ここで指摘したくらいのユーザビリティの欠陥はどのアプリケーションにも多々見られる。いちいち指摘していたらキリがないくらいだ。ただ、Evernoteには大きな期待をしているので、今回あえて書いてみた。Evernoteは、もう少しユーザビリティを上げてもっともっと使いやすくなるといい。そうすればEvernoteは更に発展するだろう。

何せ、Evernoteのサービスが途中で終了したら、たくさんのノートをつくったユーザーが困ってしまう。ユーザーの未来永劫の幸せのためにも、ユーザビリティ向上を目指して欲しいものだ。

    • token
    • 2013年 12月23日

    こんにちは、僕も同じ問題にハマって焦っていたんですが、あなたの示唆があって助かりました。

    どうもこれは、macの言語設定側に存在してる機能で、特定のアプリケーション限定で起こる問題ではないようです。システム環境設定>キーボード>ユーザ辞書の右下側にある「スマート引用符とスマートダッシュを使用」というチェックボックスが今回の機能でした。

    普段からユーザ辞書は使わないので、何かの拍子でこの機能をONにするショートカットキーを押してしまったのかもしれません。この現象から専門用語を選び出すのは難しい事でしたので、どうググってやろうかと悩んでたところでした。

    重ね重ねありがとうございます。

  1. トラックバックはまだありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.