タイトルは自分ルールで文字数制限しよう!


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1690文字)


このホームページの記事タイトルには文字数制限がある。「全角換算で21文字以内」というとても厳密なルールだ。この制約条件があることで、タイトル決めに難儀することも少なくない。
 
とは言え、この文字数制限はみずから課した「自分ルール」に過ぎない。ブログのシステムからの制約でもなければ、検索エンジン対策でもない。そもそもは、全角21文字を超えると今のデザインで最新記事欄が1行に収まらず、「美しくない」と思っただけだ。
 
当然ながらルールを破っても何ら問題はないが、それでもこのルールを厳守しているのには訳がある。 詰まらないきっかけで始めた文字数制限が、思わぬところでその効果を発揮しているのだ。
 

Photo credit : Denise Krebs / CC BY Photo credit : Denise Krebs / CC BY

 


文字数制限でテーマやメッセージが明確に


このホームページの場合、記事を書き出す前にまず仮タイトルを付けている。この時点で、おおよそ何を書くか決めているので、それに基づいて仮タイトルを決定するのだ。その後、記事を書き終えたときに改めてタイトルを見直して最終タイトルとなる。
 
タイトルに使う要素は、極論すればテーマ(何について書いたか)とメッセージ(それについてどう考えたか)。このように書くとタイトル決定は容易なようだが、記事の内容が整理できていないとタイトルは長くなる。テーマがボンヤリしているといろいろ説明が必要で文字数が増えるし、メッセージが複数あればそれはそれで冗長になってしまうのだ。
 
例えば、今回の記事についても最初はもっと長かった。テーマと対応する「タイトル」の部分も、はじめは「わかりやすい記事タイトル」だったので、最終タイトルより8文字多い。これを見直す中で、「わかりやすい記事タイトル」を目標にするのは当然なので「わかりやすい」の部分は不要なことに気付いたり、「記事」の部分はなくても意味が通ると判断したりして、テーマを「タイトル」としたのだ。
 
「自分ルールで文字数制限しよう!」の部分もかなり迷った。もっと一般化して「文字数制限」を「制約条件」にしてもいいし、文字数制限の効果である「記事のテーマやメッセージが明確になる」を使ってもいいからだ。ただ、「タイトル」と文字数制限の効果だけを結びつけると、やや唐突でわかりにくい。両方を入れようとすると、冗長なタイトルになる。これらを考えて今回のタイトルに落ち着いた。
 
文字数制限をすることで、ここに書いたような熟考が必要になり、必然的に記事のテーマやメッセージが明確になる。このことが大きな効果を発揮するため、タイトルの文字数制限にこだわっている。
 


省略が記事をキャッチーに!


タイトルには、記事の内容を的確に説明する以外に、他人の目を引くというもう一つの目的がある。この目的を達成するためにも文字数制限は役立っている。
 
人の目を引こうとすると、ついつい大袈裟な表現をしてしまいがちだが、文字数を制限しているとそれができない。タイトルを大袈裟にする修飾表現をあれこれ組み込むと、文字数が多くなるからだ。その結果、羊頭狗肉がおさえられているように思う。
 
また、文字数を制限すると一部の省略が必要になるため、それがキャッチーになるということもある。今回のタイトルで言えば、文字数制限の効果である「記事のテーマやメッセージが明確になる」が省略さている。タイトルを見て、「なぜ文字数制限をするんだ?」と思っていただければ記事に興味を引くことができるのだ。
 


制約条件のススメ


文字数制限など何らかの制約条件を設けると、いろいろな工夫をすることになる。そのぶん手間が掛かるが、これにより「もう一捻り」が必要になるため、大きな効果を生むことも多い。ブログの記事に限らず、制約条件の効果は期待できる。
 
幸い「自分ルール」なら何を変更するでもなく、今からでも実行可能だ。まずは軽い気持ちで、試してみたらいかがだろうか。制約条件の設定をオススメする。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.