iPhoneのホームボタンを二度押しすると・・・


この記事の所要時間: 240秒 〜 340秒程度(1569文字)


いまどきのハードウェアやソフトウェアには、知らない機能がたくさん付いている。メーカーや開発者の自己満足でつくったような余分な機能がほとんどだが、中には「これは便利!」と思わず言いたくなるような「隠し機能」も無くはない。その典型とも言えるのが、iPhoneのホームボタン二度押しだ。
 

Photo credit : Janitors / CC BY Photo credit : Janitors / CC BY

 


起動中のアプリケーション一覧が登場!


iPhoneをお持ちの方はやってみればすぐわかるが、ホームボタンを二度押しするとこんな画面が登場する。

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これはiPhoneで起動中のアプリケーション一覧。左右にスクロールして使いたいアプリケーションをクリックすれば、アプリの切り替えも簡単だ。どんなアプリを使用中でも、ホーム画面に戻らずに使えるので便利なことこの上ない。
 
この機能は以前からあるものの、iOS 6以前のバージョンではあまり気の利いたものではなかった。それが、iOS 7になって一気に洗練されたのだ。この機能を知っている人でも、以前のイメージが残っていて利用していない人も多いのではなかろうか。最近お使いになっていないなら、洗練された「隠し機能」を試してみるといい。
 


動作が不安定なときにはアプリ終了も


この画面はアプリの切り替えだけでなく、アプリの終了にも使える。
 
最近のパソコンやスマートフォンは、いちいちアプリケーションを終了させないものが多い。アプリの画面は閉じても、バックヤードでそのアプリは立ち上がったままになっているのだ。もちろん、近ごろのOSはメモリ管理が優れているのでそれで問題ないのかも知れないが、やはり無駄にたくさんのアプリケーションが動いていれば、動作が不安定になっても不思議はない。
 
この画面を呼び出して、終了させたいアプリケーションを上に弾き出すと、そのアプリは終了する。iPhoneそのものや特定のアプリの状態がおかしかったら、アプリを終了させてみるといい。確約はできないが、経験から言えば状態が良くなることが多いようだ。
 


「隠し機能」は共有できない!?


こういうちょっとした「隠し機能」を知ることで、パソコン、スマートフォン、アプリケーションの使い勝手が大幅に上昇することが多々ある。大袈裟に考えれば、作業の生産性にも良い影響を与えるだろう。作業の上での些細なストレスが無くなるのも悪くない。
 
しかし、このような知れば便利な「隠し機能」の情報はうまく流通しない。紹介するホームページはたくさんあるものの、人それぞれで求めている機能が違うためなかなか欲しい情報がヒットしないのだ。多くの場合、強く欲しているような機能ではなく、また効果の説明が難しい機能なので、需要と供給がうまくマッチしないのだろう。
 
理屈だけで考えるならば、アプリケーション自体が利用者の作業履歴を取り、その分析から推奨機能を提示すればいいのだが、あまり現実的ではないように思う。企業などではエクセルやワードについて、こういうちょっとしたコツを共有しようという取り組みが無いではないが、なかなかうまくいっていない。ホームページでの紹介よりはマシなものの、やはり需要と供給がマッチしないのだ。
 
これらをうまくマッチングさせることができればビジネスチャンスにもなろうが、「隠し機能」がそもそも隠れていることを考えるとかなり難しいように思う。「隠し機能」の情報を得たいなら、まずは自分が持っている「隠し機能」のネタを雑談として披露するのがいいのだろう。そうすれば、自分のところに「隠し機能」の情報が自然と集まってくるようになるかも知れない。広く共有はできなくても一定の効果が期待できそうだ。

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