大相撲のイロレーティングを計算すると・・・


この記事の所要時間: 20秒 〜 30秒程度(1223文字)


先日、「強さ」を見える化するイロレーティングで紹介したイロレーティングを実際に活用してみた。とは言っても、使ったのは大相撲の勝敗データ。ビジネス上のデータを活用する前のちょっとした小手調べのつもりだ。
 

Photo credit : Nakatani YOshifumi / CC BY

Photo credit : Nakatani YOshifumi / CC BY

 


対戦者と勝ち負けを入力 ⇒ イロレーティングを自動算出


計算に使用したのはエクセル。左側に対戦者と勝ち負けを入力すると、右側に対戦後のイロレーティング(「対戦後持ち点」列)を自動で算出する仕組みになっている。
 

大相撲イロレーティング 勝敗表

 
この仕組み、イロレーティングの計算自体はまったく難しくないものの、対戦者の最新のレーティング(「対戦前持ち点」列)を取得するのが難しかった。今回は、下図のように日々の持ち点を一覧化して1日毎に数式を変えることで対応したが、一般化には工夫が必要になる。今のままでは作業が煩雑過ぎるからだ。
 

大相撲イロレーティング 力士表

 
今回の作業ファイルはココに置いた。興味がある人は、ダウンロードして見てみるといい。もちろん、改良でも応用でも自由に使っていただいて結構だ。
 

 


鶴竜、白鵬、栃煌山、遠藤の順に!


さて、2014年初場所についてイロレーティングを計算したところ、上位は鶴竜(1593.5点)、白鵬(1589.9点)、栃煌山(1555.9点)、遠藤(1548.4点)の順になった。
 

大相撲イロレーティング ランキング

 
1場所のみのレーティングなので今場所の好調/不調のみがあらわれている。勝ち星上位の力士がそのまま並んだ格好だ。鶴竜が白鵬をわずかに上回ったのは、黒星の位置(鶴竜は初日、白鵬は千秋楽)と直接対決の勝利が原因。14勝で獲得したレーティングは白鵬が98.2に対して鶴竜が101.5だった。
 
なお、優勝決定戦の結果は組み入れていない。本割のみを対象にしている。
 


これからデータを積み重ねて・・・


当然のことながら、1場所分の結果だけではデータに厚みが出ない。レーティングに幅が生じず、まだまだ実力が充分に反映されてない状態だ。
 
データの期間を長くすれば、白鵬のレーティングは1700〜1800程度になり、1勝で獲得できる点数は今の半分くらいになってしまうだろう。その代わり、下位の力士が白鵬に勝てば、一気に大きな点数を得ることができるようになる。そして、そうなってこそ、イロレーティングのおもしろさが出てくる。大切なのはデータの積み重ねだ。
 
しかし、過去のデータを振り返るのは億劫だ。今後の本場所について、データをつくるつもりでいる。そのうち新たなレーティングを発表するので、今回のデータに興味を持った方はお楽しみにしていただきたい。

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