中小企業のイメージカラーはどんな色?


この記事の所要時間: 240秒 〜 340秒程度(1562文字)


GIGAZINEで紹介された色色 [:iroiro]はちょっと気になるツールだ。キーワードを入力すると、「その言葉に最も合うカラーパレットが自動的に生成できる」仕組み。「どんな抽象的な言葉でも、具体的な言葉でも、「なんとなくそれっぽい」色を返して」くれる。
 
例えば、「セブンイレブン」なら、
色色 セブンイレブン
「スターバックス」なら、
色色 スターバックス
「電源ボタン」なら、
色色 電源ボタン
「直感」なら、
色色 直感
といったアウトプットになる。
 
正に「なんとなくそれっぽい」色が返ってくる訳だ。果たして実用的かどうかは別にして、「おもしろがる」にはなかなかのツールだろう。
 

Photo credit : Travis Juntara / CC BY

Photo credit : Travis Juntara / CC BY

 


画像検索してカラーコードを抽出する仕組み


このサービス、開発した人のブログ・河本の実験室によれば、

 ①入力された言葉からネットで画像検索する

 ②見つけた画像から主要な画像成分を抜き出す

という2ステップでできているとのこと。
 
膨大な画像からそれぞれカラーコードを抽出することはできるとして、それらをどうやって合成しているかがよくわからないが、秘技があるのだろう。いくつかの言葉について試す限り、最大でも10個程度の色に集約されるようだ。
 


中小企業のイメージカラーは白と灰色!?


色色 中小企業
さて、記事タイトルにもした「中小企業」を調べてみると、このようなイメージカラーとなる。出てくるのは白と3段階の灰色。何とも淋しい。
 
色色 大企業何ごとも比較しないとその意味がわからないので試しに「大企業」を調べると、多くは似たような色合いながら、青が入る。これは「大企業」の画像検索の結果として、青空と共に映る高層ビル群が上位に挙がってくるからだろう。
 
一方、「中小企業」の画像検索の結果はグラフやイラストが多く、これといった画像が見付からない。中小企業は多様過ぎて、象徴するような画像がないようだ。
 


中小企業と言えば・・・


さて、画像検索の結果に文句を言っても始まらないが、中小企業から誰もがイメージできる画像がないのは残念なことだ。イメージできるモノがないことが、「中小企業」というものの把握し難さを助長しているようにさえ思える。ボンヤリしているため、何かを考えるときに具体性が乏しくなってしまうのだ。
 
例えば、書類をつくっていても感じることがある。大企業と中小企業を画像で置き換えようとしたとき、大企業は高層ビル群で象徴させるとして、中小企業で困ってしまうのだ。雑然としたオフィス、張り切っている社長の姿、町工場の風景などが思い浮かぶが、なかなかしっくりこない。『中小企業白書』の表紙はここ2年連続で植物の新芽、若葉の画像だが、あれではちょっと遠回しが過ぎるだろう。
 
できることなら、中小企業のイメージとして従業員が一緒になって何かをしている姿が思い浮かぶようになって欲しい。大企業がモノやカネを想起させる超高層ビルなら、中小企業にはヒトしかないだろう。もちろん、画像をイメージするのは一般の方々で、誰か一人がこういう画像を想起して欲しいと願ってもどうなるものではない。しかしそれでも、象徴的な画像は必要なように思う。
 
中小企業を象徴する出来のいい画像や構図があれば、誰もが困っているのだからそのうち浸透するのではなかろうか。こういう画像と具体的に言えないのがもどかしいが、可能性はあるように思う。そしてそうなれば、何かが変わるきっかけになるかも知れない。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.