リアルのセキュリティは大丈夫?


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1368文字)


インターネット上でのセキュリティに敏感な人が多い。実害の無さそうなちょっとした情報流出でも案外な騒ぎになる。どこの誰だかわからない人たちが、自分のプライバシーに関する情報を手にする可能性の気持ち悪さはわかるものの、いささか過剰反応の場合もあるようだ。自分にとって自分は「世界の中心」だが、他人にとっては「その他大勢」。この非対称性を忘れがちなため、このような反応になるのだろう。
 
一方で、普段生活しているリアルな世の中でのセキュリティに無頓着な個人や企業が多いのには驚かされる。目に見えない脅威よりも、まず目の前にある危機。リアルのセキュリティについて、もっと注意が必要だ。
 

セキュリティ

Photo credit : JD Hancock / CC BY


 


電車の中でのメールは危険?

例えば電車の中。前に立っている人がスマートフォンなどでメールを打っていると、その中身が見えてしまうことがある。時には、名前、電話番号、メールアドレスなどが一度に見えることもあるだろう。アイコンなどで相手の顔もわかるかも知れない。もちろん、それを覚えて悪用するような人は限られるだろうが、それはインターネットのセキュリティも同じこと。ここに個人情報流出の危険があることに変わりはない。
 
街中にあるコーヒー屋などで大きな声で仕事の話をしたり、堂々と書類を広げたりしている人も多い。誰に聞かれているか/見られているかわからないのに、そんなのおかまいなしだ。これもそこに悪意の人がいればということになるが、リアルな情報流出の危険と言えるだろう。
 


レシートの名前で個人を特定できる?

リアルのセキュリティに配慮が足りないのは個人だけではない。大手企業でも案外危ないことをやっている。
 
例えば、ある小売チェーンのお店では、店員がレジにある電話でお客と連絡を取っている。それだけなら問題はないが、名前、住所、電話番号をおうむ返しで確認しているのだ。もちろん、店内には他のお客もいるわけで、ここから個人情報が流出する危険は否定できない。電話連絡に習慣性があれば、悪意の人に狙われても不思議はないだろう。
 
スーパーやコンビニのレシートに担当者の名前が書いてあるのが危ないという考え方もある。フルネームが書かれていた場合、個人のSNSなどを特定することはそんな難しくないからだ。気になる店員がいたからといってその個人情報を調べて云々と考える人は少数だろうが、今の世の中、何があるかわからない。
 


リアルのセキュリティを意識しよう!

意識して見ていると、現実社会でセキュリティ上の危険を犯しているような行為はたくさん見受けられる。これも危ない、あれも危ないと言った感じだ。
 
インターネット上のデータについてはアレコレうるさい個人や企業でも、リアルな世の中では比較的おおらかな場合が多い。個人は自己防衛として、企業はトラブルの未然回避策として、リアルのセキュリティをもっと意識した方がいいだろう。余計なトラブルに巻き込まれないためにも、かなりの注意が必要だ。

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