コンビニの年齢確認ボタンは早く押したい!


この記事の所要時間: 240秒 〜 340秒程度(1555文字)


コンビニでお酒を買うと、年齢確認ボタンを押すよう促される。「面倒だな」とは思うものの駄々をこねても始まらない。言われるがままにボタンを押して、粛々と会計を済ませることになる。
 
このとき気になるのがレジ打ちの順番だ。年齢確認の必要がある商品からレジを通せば、レジ打ちの途中で年齢確認が終わるため少しでも時間が節約できると思うが、必ずしもそうはしない。一番最後にお酒をレジに通す店員も多いようだ。時間にすればせいぜい1秒か2秒の違いだとしても、お客の心理としてかなりのタイムロスを感じる。こんなことを気にするのは異常にせっかちな人間だけかも知れないが、お酒を先にレジ打ちした方が効率がいいのは間違いないだろう。
 
どうして年齢確認が必要な商品を先にレジ打ちしないのだろうか。「そこまで考えていない」可能性を抜きにすれば、何か理由があると考えられる。
 

レジ

Photo credit : Steve Snodgrass / CC BY


 


広告を見せるため? ミスを防ぐため?


さて、その理由を考えてみよう。
 
自分の場合で考えると、少しでも早く年齢確認ボタンを押したいため、レジ打ちのときはモニタ画面をずっと見ている。そして、そこに映っているのは広告だ。広告を見せるために、お酒を後に精算しているという説は筋が通る。その広告効果は定かではないが、広告を少しでも多く見せたいと考えることに不思議はない。
 
レジ打ちをしながらお客に話しかけると、マルチタスクになってミスが起き易いと考えている可能性もある。ミスを防ぐために年齢確認が必要な商品を後にしているという見立てだ。程度は別にして、店員がミスをすればお客が不快な思いをする。少しの時間節約のために、お客の満足度を下げるような行為を慎むというのは理に適っている。
 
そこまで細かくマニュアル化しても、費用対効果が出ないのかも知れない。ただでさえ覚えることが多そうなコンビニの店員に、これ以上ルールを課してもそれに見合う効果が出ないという割り切りだ。時間節約の効果が小さいなら、覚えることを増やす必要はないと考えるのは理解できる。
 
どれが正しいかはまったくわからないが、これらの可能性を考えることができよう。
 


ボタンは真ん中でいい?


もうひとつ気になるのが、年齢確認ボタンの位置だ。自分がよく使うコンビニでは画面の真ん中に年齢確認ボタンがある。このため、ボタンを押すとき、体の重心を移動させて少し手を伸ばすことになる。それが面倒だとは言わないが、余計な動作には違いない。お客の立ち位置はほぼ変わらない筈だから、お客の方に寄せてボタンを配置すればこの動作はなくなるが、そうはなっていないのだ。
 
これは何の狙いもなく、ただ「そこまで考えてない」だけのように思う。こんなところにも工夫の余地はある。
 


楽しくなければビジネスじゃない!


何もコンビニにのレジに文句を言いたいのではない。普通に生活している中で、こういう細かな気づきがたくさんあることを知ってもらいたいだけだ。企業がやっているおかしなことを見付けて、その理由や改善方法を考えるのはちょっと楽しい。
 
こういう風に他人のビジネスを見ていると、いろいろな気づきを得ることができる。その多くは役に立たないが、さまざまな仕組みについて考える癖を付けることは、ビジネスを成功させるために有効だろう。最初はくだらないことでもいい。何か見付けて、いろいろ楽しく考えてみることをオススメする。

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