まとめサイトに転載も!? 内輪ツイートにご用心


この記事の所要時間: 320秒 〜 420秒程度(1899文字)


世に2ちゃんねるまとめサイトなるものがある。
その名の通り2ちゃんねる掲示板の内容をまとめたもので、具体的には任意のスレッドから書き込みを抜粋して読み易いように整理、編集している。アルファルファモザイクニュー速クオリティなどが有名どころだろうか。お行儀の良い方は決して近寄らないサイトながら、インターネットの片隅でかなり以前から脈々と続いている。褒められたものではないとは思いつつ、ちょっとおもしろい。
 
先日、この2ちゃんねるまとめサイトに異変が起きた。2ちゃんねる掲示板がサイト書き込みの転載禁止を宣言したことにより、これまで通りのまとめをつくることができなくなったのだ。転載禁止については当事者間の揉めごとがあるようで、「本当に禁止されているのか?」、「転載したらどうなるのか?」などはよくわからないが、転載をやめた2ちゃんねるまとめサイトがあるのは確かだ。
 
これらのサイトの現状はと言えば、転載禁止を受け入れたとは言えサイトを閉める訳にもいかず(?)、Twitterのつぶやきを転載することで一時しのぎをしている。見方を換えれば、自分のツイートがまとめサイトに転載される可能性があるということだ。Twitterをやっている人は、この転載のリスクを知っておいた方がいいだろう。
 

Twitter

Photo credit : Rosaura Ochoa / CC BY

 


自分が想定していない読み手に・・・

2ちゃんねるに書き込む人は、その内容が2ちゃんねるまとめサイトに転載されることをわかっている可能性が高いように思う。その一方で、Twitterユーザーでこれを意識している人は少ないだろう。しかし実際には、転載によって自分が想定していない読み手に自分のツイートが読まれている。
 
特に、「知り合いしか読んでいないだろう」くらいの軽い気持ちで、非公開の設定もせずに内輪に向けたつもりのツイートをしている人は要注意だ。ツイートの流れを無視して一つのツイートを転載されれば誤解が生まれる可能性もある。他の人のツイートとの組み合わせにより意味が曲解されることもあるだろう。そもそも、まったく常識の違う人がツイートを読めば、それだけ意味を取り違えることも多い。そうなれば、転載が災いをもたらすこともあり得る。このとき、Twitterの利用規約にある「Twitter上の発言は瞬時に世界中で閲覧可能となります。ツイート(発言)の責任はユーザーにあります!」というヒントが、より重い意味を持ってくる。何かの拍子に、発言の責任が降りかかってこないとも限らないのだ。
 
自分の場合、一度書いたことはどう使われようと仕方がないと思っているので問題はないが、世の中にはこの手のことを嫌がる人も多いだろう。転載されることを知った上で、軽率なツイートをしないよう用心した方がいいのかも知れない。
 


転載状況を具体的に知りたいときはGoogleブログ検索

自分のツイートがどこで使われているか知りたいなら、エゴサーチをすることになる。具体的には、Googleブログ検索などで自分のTwitterアカウントと表示名を検索すればいい。これですべての転載を拾えるとは限らないが、気休めぐらいにはなる。常時監視をしたいなら、Googleアラートが役立ちそうだ。
 
因みに、佐々木のツイートは理系にゅーす無内定速報などに掲載されていた。もちろん、まったく見ず知らずのサイトで何となく気味が悪いが、文句を言ってどうなるものではない。それでも、転載の事実を知っているに越したことはないと思っている。
 


何かに怯えることなかれ!

さて、ここまで不安を煽るようなことを書いてきたが、本当の懸念は別なところにある。それは、多くの人が「誰に見られるかも」と考えて、ツイートの切っ先が鈍ることだ。
 
インターネットがどこかしこでつながり、書いたことが知り合いや不特定の人たちに見られることを意識するようになって、インターネットは詰まらなくなっている。それがリスク管理といえばそれまでだが、インターネットが詰まらなくなってしまったら、そこから新しい発想が生まれる可能性は少なってしまうだろう。自分としては、もろもろ用心しつつも自由な発言をすることで、「飢えたお馬鹿さん」がたくさんいる空間を保って欲しい。何かに怯えることなかれ!

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