オープンデータサイト「DATA GO JP」が復活!


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1329文字)


DATA GO JPが復活した。
DATA GO JPは日本政府のデータカタログ試行版サイトで、オープンデータの取り組みを推進する位置付け。各府省の保有データが横断的に検索可能になっており、公的なデータを探すには持ってこいのサイトだ。
 
さて、以前お伝えした通り、このサイトは4月に「役所の事情」で止まってしまったのだが、いつの間にやら再開していた。復活は歓迎したいものの、ちょっと引っ掛かるところがある。それは、このサイトの精神が「オープン」なのかという点だ。
 

データ

credit: Ian-S via FindCC

 


復活のニュースはたった1件


DATA GO JPの新着情報によれば、サイトの復活は5月16日。自分の場合、これに気付くのに約1か月掛かったことになる。もちろん、自分が知らなかったことだけを根拠に「周知が足りない」というのはおかしいが、RSSとGoogleアラートを使ってデータ活用関連のニュースを収集していて気付かないのだから、なかなか珍しいのも間違いない。
 
実際、サイト復活があまり大きく報じられなかったのは確かなようだ。Googleのニュース検索を使って調べても、ヒットするニュースは政府のオープンデータサイトが再開、10月に本格版移行も課題山積|IT Proのたった1件だけ。再開の周知が消極的だったのではないか疑ってしまう。そして、この再開の周知の少なさが、「オープン」でないことのあらわれのように思えてならない。
 


何ごとも「オープン」に!


今は「オープン」な時代だ。
企業も個人も何かを隠すのは難しい。何でも積極的に公開して、「オープン」でいることが求められている。「オープン」への進み具合は分野や業種によって大きく異なるものの、大きな流れがあるのは確かだろう。中長期的に見れば、「オープン」であることは大きな成功要因に成り得るように思っている。
 
自身に不都合が悪いことがあったときは尚更。未だに、トラブル等を隠そうとする企業があるが、どう考えても分が悪い。いつかバレたときに、後が大変になるだけだ。下手を打たないためには、「オープン」な精神が必要になる。
 
DATA GO JPの復活は良いニュースだが、その前に「役所の事情」で一度停止するという不手際があった。再開が報じられる際には、この悪いニュースも付いてくるのが当然。そして、それを避けるために再開のニュースが少なかった可能性はないだろうか。推測につぐ推測になってしまうが、この報道の少なさからはそう思わせるものがある。
 
オープンデータで一番大切なのは、データを「オープン」にする姿勢だと考えている。
公開できるデータをオープンにするのではなく、公開できないデータだけクローズドにするくらいの取り組みでなければ、世の流れに追いついていかないだろう。そして、だからこそ今回の告知の弱さが気になった。まずは、「オープン」な心を持って取り組んで欲しいものだ。

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