iPhoneの検索はちょこっと縦スワイプで


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1628文字)


図らずも始まった最近数回の検索シリーズ(?)。最後に、おまけとしてiPhoneでの検索を紹介しよう。正確に言えばiOSの機能なので、もちろんiPadでも同じことだ。
 
今回紹介するのは、同じ検索と言ってもインターネット検索ではない。iPhoneの内部を調べる検索、すなわち「Spotlight検索」だ。前回のiOSバージョンアップで、この検索機能がなくなったと思っている人も多いのではないだろうか。
 

iPhone

credit: Unsplash via FindCC

 


Spotlight検索はちょこっと縦スワイプで!


昨年の秋に公開されたiOS7。
見た目のデザインが大きく変更され、いくつもの新機能が搭載される中、あまり目立つことなく変更されたのがSpotlight検索の呼び出し方だった。今まではホーム画面を左から右にスワイプする(画面の上を指ではらう)ことで呼び出せたSpotlight検索が、iOSのバージョンアップに伴い出て来なくなってしまったのだ。
 
機能自体が無くなったのかと思ったが、iPhoneに変な触り方をしたときにそれらしき画面が登場するので、検索機能はどうも残っている様子。そして、何回かの偶然の呼び出しでわかったのが、iPhoneのホーム画面を縦にちょこっとスワイプすると、Spotlight検索が出て来るということだ。Spotlight検索はあまり使わないので困っていなかったが、気になっていたことが解決するのはちょっと気持ちがいい。
 
少しスワイプしてSpotlight検索を呼び出すことは、まだ知らない人も多いだろう。呼び出し方変更のアナウンスが不充分だし、「ちょこっとスワイプ」がこれまでのiOSにない操作なのでなかな気付き難い。iOSの操作性全般に不満はないが、この変更は腑に落ちないところがある。ユーザビリティに細心の注意を払うAppleには珍しい、かなり感触の悪い操作性変更ではないだろうか。
 


iOS8に期待しよう


さて、この秋にはiOSの最新バージョン「iOS8」が登場する。そして、AppleのiOS8紹介ページを見ると、Spotlight検索に更なる変更がありそうだ。Spotlightについては「あなたの探し物をあなたのデバイスの外まで探しに行きます。」とあり、検索の対象がデバイス内部以外に大きく拡張されるよう読み取れる。
 
検索機能のパワーアップ自体は素晴らしいが、一つ間違えばかなりの不評をかった「マップ」の二の舞いに成り兼ねない。Appleとて万能ではなく、残念ながらAppleが「検索機能」に優れているという印象はまったくないからだ。当然、良いものができることを期待するし、良いものができなかったら使わなければいいのだが、自分の目には何とも危なっかしい試みのように映る。
 
良いものができるにせよできないにせよ、Spotlightの呼び出し方には一工夫が欲しいところだ。今のままの呼び出し方では、Spotlightの機能が向上しても、あまり利用する人が増えない可能性がある。たとえ良い機能ができても、その価値をわかりやすく伝え、その上で機能にアクセスし易い状況をつくらなければ、利用は促進されない。マーケティングを持ち出すまでもなく、当たり前のことだ。
 
単純に考えればアプリケーションにするのが一番わかり易いが、折角ならもっと直感に合った新しい呼び出し方に期待をしたい。Appleらしい、抵抗が少なく自然に覚えられるような操作性になれば、iOSでのSpotlight検索がもっと定着するだろう。Spotlight検索がiOSの強みになるような、素晴らしい機能になることを楽しみにしている。

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