インターネットの通信速度は「上り」も大切!?


この記事の所要時間: 30秒 〜 40秒程度(1712文字)


インターネットを使っていると、通信速度が遅いと感じるときがある。俗に言う「ネットが重い」状態。原因はいろいろ考えられるが、まず疑うのは大きなファイルのダウンロードや画像が多いページの読み込みだろう。データをたくさんダウンロードしているせいで通信回線がいっぱいになってしまい、他のデータ通信が遅くなっていると考える訳だ。長いことの習慣で、自然にダウンロードの方に目が行くようになっている。
 
最近気づいたのが、ファイルのアップロードでネットが重くなる場合もあり得るということ。パソコンからインターネットにデータを送る「上り」の通信を行なっているときに、インターネットが遅くなるパターンだ。インターネットの利用方法が変わってきたことで、いつのまにか「上り」の通信速度も大切になってきているように思う。
 

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credit: johntrainor via FindCC

 


「上り」が増えた!


少し前まで、インターネットはいろいろな情報やデータを「入手」するためのものだった。ニュースを見たり、画像やアプリケーションをダウロードしたり。それがだんだん変化してきて、今や個人がインターネットで情報を「発信」するのが当たり前の時代。このような動きによって、「上り」のデータ通信が増えてきたのは間違いないだろう。
 
最近では「同期」の影響も大きい。クラウドサービスなどでは、インターネット上のファイルとパソコン上のファイルの「同期」が頻繁に行なわれる(「同期」:同じ状態にすること)。このとき、データをダウンロードしているイメージが強いが、当然ながらアップロードも行なっている。画像や動画でクラウドサービスを使えば、これまでとは桁違いのデータをアップロードすることになるのだ。
 


「上り」は「下り」の約10分の1?


こうなるとインターネット接続サービスの仕様がポイントになる。インターネット接続サービスでは、「上り」と「下り」の速度が違うものも多いからだ。
 
例えば、自分が利用しているUQコミュニケーションズの「WiMax 2+」の通信速度は以下の仕様となる。

 ●下り 最大110Mbps
 ●上り 最大10Mbps

何と、「上り」の速度は「下り」の約10分の1にとどまる。もちろん、「上り」と「下り」のスピード差は接続サービスによってまちまちだが、「下り」優先の時代が長かったため、速さに差があることは珍しくない。「下り」の速さにひかれて契約してしまい、「上り」の遅さに泣くような事態も考えられるのだ。
 


まずはスピードテストを!


通信速度はサービスによってそれぞれ。また、ホームページやパンフレットにある理論上の最大速度と実際の通信速度は大きく違うのが常識だ。つまり、通信速度は測ってみなくてはわからない。「上り」の速度が気になるなら、まず必要なのはリサーチとなる。
 
通信速度を調べるサイトは多数あるが、オススメはOOKLA SPEEDTEST。スピード測定の精度の違いは素人にはわからないが、何より見掛けがいい。

※画像はOOKLA SPEEDTESTからキャプチャー

※画像はOOKLA SPEEDTESTからキャプチャー

タコメーター風の画面で、いかにも速度をはかっているように見えるのだ。そして何より、クリックひとつで「上り」と「下り」の両方を測定してくれる。
 
リサーチの結果、「上り」が極端に遅いようだったら接続サービスの再検討をしてもいいだろう。自分のインターネット利用で「上り」がどのくらい重要なのかを考えて、最終的に判断すればいい。インターネット利用で「上り」が次第に重要になっている中、「上り」の速度に注目してのネット接続見直しは必然。まずは一度、スピードテストしてみることをオススメしたい。

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