Evernote、今度はスマート引用符でトラブル!?


この記事の所要時間: 30秒 〜 40秒程度(1731文字)


このブログの原稿はEvernoteを使って作成している。WordPressの画面に直接入力してもいいのだが、古くからの習慣でどうもしっくりこない。原稿作成はエディター等で作業して、WordPressではブログ公開のための作業だけをした方が気が散らない。今は、エディタ代わりにEvernoteを使っている訳だ。
 
さて、Evernoteで書いた原稿をWordPressにコピペすると、リンクがおかしくなることがある。どこか書き間違えたのだろうと思っていたが、何度も続くのでどうも変だ。毎回WordPressで直すのも面倒なので少し入念にチェックしたところ、原因は意外なところにあった。それがタイトルにも入れた耳慣れない言葉、スマート引用符だ。
 

quotation mark

credit: Orin Zebest via FindCC

 


おせっかいな自動変換


スマート引用符は、普通の引用符を左右別の気が利いた引用符に変える機能。
図示すると、この通り。

スマート引用符

文中で引用符が必要なときは、この左右で違う引用符を使う人も多いだろう。
 
この気が利いた引用符が、ブログを作成するときに邪魔になる。HTMLタグで使っている引用符はルールとして決まっている記号なので、普通の引用符でないと呼び出したい機能が動作しないのだ。HTMLでリンクを表記するときには引用符を使うため、ここが自動変換されるとリンクがおかしくなる。なんとおせっかいな自動変換だろうか。
 
この状態を解消するための方法は、自動変換の設定を外すこと。具体的には、Evernoteのノート画面で右クリックをすると「自動置換」というメニューが出てくる。この中の「スマート引用符」の前のチェックを取り除けば、普通の引用符がスマート引用符に変わることはなくなるようだ。
 


悪いのはEvernote? OS X?


実は、以前にも似たようなトラブルがあった。半角ハイフン2つを、全角マイナスに自動で書き換える「スマートダッシュ」だ(参考:Evernote、全角マイナスへの変換を防ぐ方法|ささびず)。このときも原因究明に難儀した。
 
このときは、ブログに書いたことに対して、EvernoteからTwitterで「OS側の機能依存の可能性が高い」というメッセージをいただいた。ただ、真相(?)はよくわからない。OS Xの「システム環境設定」→「キーボード」→「ユーザー辞書」にあるスマート引用符等の設定と、Evernoteで右クリックして出てくる自動置換の設定は連動していないように見えるからだ。
 
まあ、素人にはどちらが原因でも同じこと。自分のようなタイプにこういうおせっかいは迷惑だ。この手のおせっかいが嫌いな人は、OSとアプリケーションの両方で自動変換を外しておくといいだろう。
 


おせっかいはデフォルトでオフにして欲しい!


1ユーザとして願うのだが、OSやアプリケーションには勝手なことをして欲しくない。自動で何かをしてくれることがありがたいときはあるものの、知らないところで何かされると対処に困るからだ。自分でつくるものは、自分ですべて把握していたい。だからこそ、自動で何かされると困惑してしまう。少なくも、自動で何かする機能はデフォルトでオフにならないものだろうか。自分で設定したなら、同様の混乱に陥る可能性は低いだろうからだ。
 
自動変換を便利と考えるか迷惑と考えるかは人それぞれ。OSやアプリの機能は多勢につくのだろうから、自分一人が使い難いと言っても仕方がない。ただし,自動変換のたぐいが嫌いな人は自分だけではないようだ。新しいパソコンではじめてWordやExcelを使うとき、これらのソフトの自動でいろいろする機能を外す人は少なくない。そのような方には、自動変換を外すリストにOS XとEvernoteの「スマート○○」を加えておいていただければと思っている。きっと、トラブルを未然に防ぐ効果がある筈だ。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.