フォントでマーケティング!


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1360文字)

アルファベット

credit: hdm1652 via pixabay

 
ビジネスにおいてフォントは重要だ。提案書の表紙に使うフォントひとつで、そこから受ける印象はまったく違ったものになる。各日本語フォントの持つイメージは感覚的なものでしかないが、英語フォントについてはイメージ調査が行なわれており、
 ●タイムズ・ニュー・ローマンは「専門性」と「堅苦しさ」を感じるフォント
 ●ヘルベチカは「芸術性」と「ドラマチックな要素」が最も少ないフォント
などといった結果が得られている(参考:フォントは人間の感情にどのように作用するのか?|GIGAZINE)。日本語のフォントについても同様の調査を行なえば、俗説でない各フォントの特徴がわかるようになるだろう。
 
さて、先日読んで感心したのがWWFジャパンがつくったパンダのフォントについての記事だ(参考:パンダのかわいらしい姿をそのまま英数字や記号にしたWWFの「PANDA FONT PROJECT」|GIGAZINE)。メッセージ発信にパンダのイラスト組み込んだオリジナルのフォントを使うというアイデアで、記事にはこのフォントを使ったTシャツやマグカップなどの写真もあった。なかなかキャッチーなデザインであり、オリジナルフォントはマーケティングのアイテムとして有効かも知れないと思った次第。
 


会社の目印、メッセージ強化、・・・


個性あるオリジナルフォントをつくれば、そのフォントを見ただけで企業や団体がわかるようになる。文字を使ったロゴの発展版とでも言おうか。「資生堂書体」ほど本格的なものはつくれないとしても、広告に使われるフォントだけでその会社ということがわかれば、それはそれで素晴らしいことだろう。フォント自体が会社の目印となる訳だ。
 
冒頭で紹介したパンダフォントなどは、メッセージの強化にもなる。メッセージの中身よりも先に「パンダについて」ということを伝えられるし、パンダのデザインで目をひけばメッセージが読まれる確率も高まるだろう。文字にデザインが施されていることでメッセージが記憶され易くなる可能性もあり、人に伝えたくなることでクチコミが生まれるかも知れない。
 
繰り返しになるが、文字から感じる印象の違いは大きい。オリジナルフォントは、広告・宣伝・広報面でのマーケティング活動に役立つように思っている。
 


フォントは簡単につくれる!?


「フォントをつくることなんてできるの?」と思われる方も多いだろうが、実はインターネット上にフォント作成サービスはたくさんある。また、有料でオリジナルフォントをつくる会社もあるようだ。各サービス、各会社について詳細を知らないためここでの紹介は控えるが、検索すればいくらでもヒットする。需要があるからのことだろうし、現に供給されているのだろう。
 
一度オリジナルフォントさえつくってしまえば、その後のランニングコストはあまりかからない筈だ。マーケティングのツールとして、オリジナルフォントは検討していいアイデアのように思っている。

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