Windows 10の自動アップグレードを止めよう!?


この記事の所要時間: 310秒 〜 410秒程度(1851文字)


2015年7月29日、Windows10がリリースされる。今週の水曜日だから、もうすぐだ。Windows 8.1から「9」を飛ばした一気の躍進。そして、既存ユーザーへの無料アップグレードの提供。Wndows 8および8.1のシェアが思うように伸びなかったせいもあってか、Microsoftの意気込みは並大抵のものではない。Windowsの「最終バージョン」という噂もあり、いささか陰りの見えるこのOSの未来はWindows10の出来不出来に掛かっていると言えるだろう。
 
さて、ここ数日、Windows 10への自動アップグレードの「止め方」の記事をいくつか見掛けた(参考:Windows7・8.1でWindows 10への自動アップグレードを止める方法|GIGAZINE)。Windows 7やWindows 8/8.1が自動的にWindows 10にアップグレードされてしまうので、それを防ぐ必要があるという流れの記事。正直、これにはびっくりして、心配になった。Windows Updateの設定を自動更新にしているからといって、今回のようなメジャーバージョンアップを勝手にやられてはたまらないからだ。
 
しかし、どうやらこれらの記事は、気にしなくていいらしい。記事は、条件付きで起きる「自動アップグレード」を、さも誰にでもあてはまるように書いて、事態をわかり難くさせているだけ。結論から言えば、Windows 10への更新を「予約」していない限り、「自動アップグレード」は起きない。つまり、これまで何もしていないなら、引き続き何もする必要はないのだ。
 

ten 10

credit: succo via pixabay

 


ポイントは「予約」の有無


Windows 10のサイトにある通り、無料アップグレードは以下の手順で行なわれる。

1. まずは予約します。
 ↓
2. あとはお待ちいただくだけです。
 ↓
3. お楽しみ

これを手順というかは別にして、アップグレードのきっかけは「予約」となる。つまり、「予約」さえしていなければ、Windows 10については自動アップグレードどころか何も起きない。これは、念のためMicrosoftのサポートに確認したから間違いない。
 
Windows 10の自動アップグレードの止め方が必要となるのは、この「予約」を既に済ませている人たちだけだ。よくわからずにアップグレードの「予約」をしてしまった人向けの記事と言ってもいい。現バージョンのWindowsによる「予約」の勧誘はかなりしつこいので、間違って「予約」してしまった人は一定数いそうだが、あくまでポイントは「予約」の有無。ここを明確にせず、自動アップグレードの「止め方」を書くので、「自分もあてはまるのでは」と不安になる人が出てくる。こういう記事を故意で書いているのか、過失で書いているのかはわからないが、なんとも人騒がせな話だ。
 


まずは様子見を!


さて、新OSのリリース直前に、アップグレードの「止め方」が記事になるのは珍しいように思う。普通なら、アップグレードの「やり方」の方が記事になってよさそうなものだ。当然、そういう記事もないではないが、Microsoftの意気込みに反して、Windows 10はあまり歓迎されていないように見受けられる。
 
もちろん、自分がWindows 10へのアップグレードについて相談されたら、「まずは様子見を!」と答えるだろう。新OSの立ち上がりなど、何が起こるかわからないし、そのリスクに見合った魅力もはっきりしない。「人身御供になるのは御免」というのが本音のところだ。幸い、勝手に自動アップグレードはされないようなので、待ちたいだけ待てる。マイナーバージョンアップを2〜3回経たくらいが、狙い目だろうか。
 
Apple好きということもあってWindowsに多くは期待していない。しかし、Windowsのバージョンアップがなかなか浸透しない状態は、作業に多くの支障をもたらすので好ましくないと考えている。Winodows 10こそ、「もっと早く乗り換えればよかった」、「自動アップグレードでも問題なかったのに」と思わせるOSになって欲しいものだ。

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