「動くグラフ」で見るブラウザの栄枯盛衰


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1340文字)

ブラウザの栄枯盛衰(動くグラフ)

これは、ギズモード・ジャパンにあった「世界で使われるメインブラウザがどのように変化してきたか」のGIF画像(参考:Chromeで染まっていく世界、IEなんて今は昔)。世界各国のメインブラウザが、Internet ExplorerからChromeに一気に変わる様子が見て取れる。FirefoxとOperaは一時期勢いを増したものの、天下を取り損ねた感じ。日本は、今でもInternet Explorerがデファクトスタンダードとなっている数少ない国のひとつだ。世界を見渡せば、ブラウザの栄枯盛衰はかなり激しい。
 

ブラウザの栄枯盛衰

もちろん、ブラウザに起きた大きな変化は同じ記事にあるこの動かない画像からでも読み取ることができる。2008年に真っ青だった世界が、2015年には真っ黄色になっているのだから、その変化は一目瞭然だ。しかしそれでも、冒頭の「動くグラフ」の雄弁さと較べると、インパクトが弱くなってしまう。動画ばやりの昨今、グラフも動く時代なのかも知れない。
 


動くことでメッセージが伝わる


「動くグラフ」の長所は、まず何より目立つところ。どこかしこに大量の画像が溢れる今の時代、「動く」と「動かない」では目の引きようが違ってくる。
 
そして、動くことで画像からのメッセージが伝わりやすくなる。動くグラフは普通のグラフと較べて「能動的」だ。みずから積極的に(?)メッセージを発信するので、グラフを見ている人の理解を助けるのだろう。メッセージ性が格段に向上するように感じられる。
 
短所があるとすれば、そのままでは紙などに印刷できないところだろうか。印刷のことを考えてしまうと、複数のグラフを並べた表現の方が使い勝手がいい。しかし、言い換えれば、印刷を前提しないなら「動くグラフ」でいいということ。ペーパーレスの時代には、これが標準になるのかも知れない。
 


「動くグラフ」を使ってみよう!


これまで、グラフは動かないのがの常識だった。ところが、今ならグラフを動かすことが可能で、その効果も期待できる。グラフは止まっているものという考えは、時代遅れの先入観に過ぎない。
 
冒頭に挙げたブラウザの栄枯盛衰を示す画像でも使われているGIF形式は、ファイルサイズが小さく、動きを見るのに特殊なツールを必要としない。そして、複数の静止画からGIF画像をつくるのは案外簡単だ。少し探せばアプリも見付かるし、インターネット上にもGIF画像作成サービスはたくさんある。GIF画像を使ってちょっとした動きを見せることは何も難しいことではない。
 
グラフを動かせれば、表現の制約条件をひとつ減らすことができる。古い常識を叩き壊せば、何か変わるきっかけがつかめることもあるだろう。ビジネスの現場での「見える化」推進にも役立ちそうだ。時系列での変化を見せたいデータがあるとき、ちょっとしたお試しとして「動くグラフ」をつくってみてはいかがだろうか。
 

ハンマー

credit: stevepb via pixabay

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