El Capitanでダッシュボードがなくなった!?


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1398文字)


メインで使っているMacBook ProのOSを、最新バージョン・El Capitan(エル・キャピタン)に更新した。以前の記事でも指摘した通り、極めて地味なバージョンアップ。何が変わったのかわからないくらいだが、アプリケーション起動などのパフォーマンスが大きく向上している筈なので、着実な前進ということなのだろう。
 
そんなEl Capitanで気に入っているのが、使用中のアプリケーションを一覧できる機能・Mission Controlの刷新。ウィンドウの独特な動きなので言葉では説明しにくいが、とにかく一覧からアプリが見付けやすくなった。細かな改善ながら、この部分の作業ストレスが大きく減るのはありがたい。成熟したOSの場合、派手な新機能よりもユーザビリティの向上が役に立つ。このような改善は大歓迎だ。
 
さて、El CapitanのMission Controlでは、画面の一覧にダッシュボードが表示されなくなっている。最近はあまり話題にされない機能だったのでなくなったのかと思ったが、どうやらそれは早合点。ダッシュボードはフェードアウトを目指しているのかも知れない。
 

credit: StockSnap via pixabay

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ダッシュボードは復活可能!


OS Xのダッシュボードは、各種作業を行なうときの道具箱のようなもの。ここにウィジェットと呼ばれる小さなアプリケーションを自分で登録して、適宜使うことになる。代表的なウィジェットは、アドレスブック、カレンダー、時計、計算機、辞書など。まさに、作業の途中でちょっと必要になるアプリだ。
 
El Capitanを使い始めて、このダッシュボードがなくなったように見えた訳だが、冒頭にも書いた通りこれは誤解。デフォルトでオフになっただけで、なくなってはいない。システム環境設定のMission Controlで、ダッシュボードを「操作スペースとして表示」にすることで、今まで通り表示されるようになる。ダッシュボードを使い続けたい人は、復活可能というわけだ。
 


使命を終えた機能はフェードアウト!?


自分の場合、ダッシュボードで計算機と辞書を使っていた。とは言え、だんだん使用頻度は下がっていたようで、OSをバージョンアップしてからダッシュボードが使えないことに気付くまで約1週間。つまり、それだけ使う機会がなかった訳だ。計算機は手元の電卓かiPhoneを使えばいいし、辞書はネット上のサービスで充分。今回は復活させてみたものの、もうダッシュボードにこだわる必要はないのだろう。
 
OSやアプリケーションでは、一度搭載した機能を削除するとそれを使っていた人から苦情が出る。しかし、これをおそれて機能を維持すると、多くの人が使わない機能ばかりが増えて、ユーザビリティが下がってしまう。このとき、今回のようなデフォルトで機能をオフにする対応はスマートのように思われる。使用率が下がってきたらデフォルトでオフにして、さらに使用率が下がったら適宜廃止する。使命を終えた機能は、このようにフェードアウトさせれば、不満が出にくいのではないだろうか。

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