「OK Google」は恥ずかしかった?


この記事の所要時間: 20秒 〜 30秒程度(1228文字)


Googleの「OK Google」機能が削除された。この機能は、パソコンのマイクに向かって「OK Google」と話しかけることで、音声検索を呼び出すもの。便利そうではあるものの、あまり使われなかったのだろう。標準機能になってから1年半ほどで搭載終了となった(参考:デスクトップ版Chromeブラウザで「Ok Google」終了(あまり使われていないので)|ITmedia ニュース)。
 
「OK Google」については、以前このブログで「OK Google」は恥ずかしい!という記事を書いている。この機能自体は素晴らしいものの、「OK Google」と言うのには抵抗があるという趣旨だ。今回の決定を見ると、「OK Google」はやはり恥ずかしかったのかも知れない。
 

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credit: HebiFot via pixabay

 


入口の問題だった?


「OK Google」の終了でおもしろいのは、音声検索機能自体は残ったところ。Googleの検索窓の右端にあるマイクアイコンをクリックすれば、今でも音声検索が起動する。つまり、音声検索機能の本体はそのままで、機能の入口のオプションだけがなくなったことになるのだ。Googleが非情に機能の仕分けをしているとすれば、生き残った音声検索はある程度使われているのだろう。
 
そうなると、「OK Google」が恥ずかしかったという見立ても捨てたものでないことになる。パソコンに向かって検索する単語を言うのはアリで「OK Google」を言うのがナシなら、「OK Google」が嫌われていることになるからだ。嫌われる理由が「恥ずかしかった」なのかははっきりしないものの、「OK Google」というきっかけの言葉が問題だった可能性はあるように思う。
 


次の一手が楽しみに!


何かが失敗したとき、その原因を切り分けることは重要となる。「すべて駄目だった」で終わらせるのではなく、良い要素と悪い要素を弁別することで次につながるからだ。データなしにこれをすると恣意的な解釈になってしまうが、切り分けに資するデータがあるならやって損はない。
 
Googleとて非情に機能の仕分けをしているとは限らないが、企業文化としてはその方向にあるように見受けられる。そこで機能の非情な仕分けを仮定すれば、今回の失敗は「OK Google」という言葉に問題があるように見えるわけだ。検索の総量を増やすために音声検索の入口を使いやすくするという戦略は正しくて、その戦術が最適でなかったという見方もできよう。もしそうなら、音声検索の利用向上のために次の一手を用意してくることだろう。どんなものになるかは分からないが、楽しみに待ちたいと思う。

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