「5秒エディタ」で集中力アップ!?


この記事の所要時間: 20秒 〜 30秒程度(1226文字)


仕事の書類であれ、プライベートなメールであれ、文書をつくるときには一定の集中力が必要だ。集中しなくても書けないことはないが、その出来上がりを見れば一目瞭然。心の散漫さが文章に出ているとでも言おうか。程度の差こそあれ、粗が目立つものとなってしまう。メール、スマホ、SNSなど気を散らすものが多い時代だけに、集中力の大切さを実感している人も多いだろう。
 
そこに登場したのが「5秒エディタ」。これを使えば、否が応でも文書作成に集中することになる。自分の集中力に自信がないのなら、一度試してみるといいかも知れない。
 

執筆

credit: LibelSanRo via pixabay

 


この文書は自動的に消滅します!

この5秒エディタの仕組みは単純で、「5秒以上何もタイピングしないでいると入力したテキストが全消滅してしまう」。約4秒の時点で画面が赤くなって警告するというのだから、芸が細かい。「全消滅」は掛け値なし。タイプした内容は、跡形もなく消えてしまう。アプリではなくウェブ上のサービスなので、気になるなら試してみるといいだろう(参考:5秒以上タイピングをやめると全データが消滅するエディター、強制的に集中せざるを得なくなる「The Most Dangerous Writing App」|GIGAZINE)。
 
何とも馬鹿馬鹿しいエディタのようだが、人の「集中しよう」などという気持ちは極めて弱いもの。その意味で、ときには集中を「強制」するのも悪くないだろう。心からオススメはできないものの、ゲーム感覚で使ってみるのは「アリ」のように思う。
 


急いてはことを仕損じる?

ただし、いい文書をつくりたいなら、高速のタイピングは禁物。「心に浮かんだ最初の言葉を打ち込んでしまう」ため、いい文章がつくれなくなるという説があるのだ(参考:いい文章を書きたかったら?──「キーボード入力はゆっくりと」 カナダの研究|ITmedia ニュース)。タイピングの早さで文章の量を求めても、質を伴うのは難しいといったところだろうか。これは自分の実感にも合っている。
 
この説を信じるなら、5秒エディタはいい文章づくりを妨げるツールになり兼ねない。急いてはことを仕損じるという訳だ。5秒ルールで集中力をキープしつつ、自分のテンポで焦らず文章を打てればいいのだが、それはかなり難しいだろう。そんな器用なことができるなら、そもそもこんなツールは必要ないとも言える。
 
どんな道具を使うかは、その目的次第。文章の量より質を重んじる人は、集中力強化については5秒エディタ以外の方法を探した方がいいようだ。ツールに頼らず、自分なりに「ゆっくり急ぐ」方法を模索するしかないのかも知れない。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.