カテゴリー : 2017年 2月3日

Google広告からのトラフィックはbotだった!?


この記事の所要時間: 320秒 〜 420秒程度(1953文字)


インターネット界隈でよく目に耳にするトラフィック(Traffic)という言葉。バズワード的に使われている感じもあるが、元を正せば交通、交通量のことだ。転じて、通信量、データ量、アクセス回数となっても、通過する量、到着する量という大枠の意味は変わっていない。直接目に見えるものではなく、言葉に広がりがあるので意味を厳密には捉えにくいものの、言葉のイメージ自体はつかみやすいだろう。そして、トラフィックが重要なこともよくわかる。
 
さて、トラフィックについて、かなり衝撃的なニュースがあった。GIGAZINEに掲載された「GoogleやFacebookの広告から来るトラフィックの9割は役に立たない」とあるサイトが分析結果を公表という記事だ。キャリア支援サイト・You Execのデータで、GoogleやFacebookの広告から来たトラフィックに不審な点があるという指摘。具体的には、これらのサイトからの訪問者の9割は「マウスカーソルをほとんど動かさず、スクロールも一方向のみ。しかも、その早さはとても内容を読んでいるとは思えないもの」とのこと。記事では、これらの訪問者を「ユーザーではない何か」と表現しているが、おそらくbotの類だろう。要は、人間ではなくプログラムがサイトを訪問しているということだ。
 
あくまで1サイトの訪問者とはいえ、これが事実ならネット広告の基礎を壊すような話。広告のお陰で100人のお客が集まったと思っていたら、実際は10人しかいなかったというのだから目も当てられない。ただし、ここで必要となるのは「比較」の視点。「9割」という数字の衝撃に引っ張られるより、データの意味をよく考えて対応するのが賢明だ。
 

credit: mwewering via pixabay

 
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