カテゴリー : 2017年 5月19日

最近、東京のカラスが増えたと感じる理由


この記事の所要時間: 40秒 〜 50秒程度(2215文字)


都の対策で減ったと言われている東京のカラスが、最近、また増え出したように感じられる。街を歩いていてカラスを見かけることも多く、カラスが減っている状態に慣れたせいか、見ると少しぎょっとする。無闇に生き物を嫌うのは良くないと思うものの、いずれにせよ気持ちのいいものではない。
 
さて、ここまでは自分の印象なのだが、実際はカラスは減っているという。東京都環境局のデータによれば、平成27年度(2015年度)の都内におけるカラスの生息数は11,900羽で、前年度と比べて3,000羽の減少となる。少し長期的にデータを見ても、徐々に減ってきている感じ。増えたり減ったりを繰り返しているものの、2015年度の生息数は直近のピーク(2008年/21,200羽)の半分近くなので、減っているのは間違いないだろう。
 
自分の印象では増えているものが、公式のデータ上では減っている不一致な状態。では、なぜこんな食い違いが起きるのだろうか。今回は、この不一致の理由について、データで考えるときの注意を織り交ぜつつ考えてみよう。
 

credit: gounder via pixabay

 
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