カテゴリー : アイデア

新聞代か、ニコ動代か、それが問題だ


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1649文字)


新聞の発行部数が減少しているという。雑誌やネットニュースに、このことを伝えるセンセーショナルな見出しの記事がたくさんあるので、何となくは知っている人も多いだろう。いろいろ調べれば詳しいデータも見付かるのだろうが、一番手に入りやすく、確度が高いデータは日本新聞協会が公表している新聞の発行部数と世帯数の推移だと思われる。2017年5月現在、掲載されているのは2000年以降の新聞発行部数一覧だ。
 
2016年10月現在の新聞の発行部数は合計で約4,328万部。前年比97万部ほどのマイナスとなり、10年前比では903万部を超える減少となっている。1世帯あたりの部数は、2008年にはじめて1部を割り込み、今では0.78部だ。他人の商売の苦境を騒ぎ立てるのはあまり感心しないが、発行部数がかなりの勢いで減少しているのは間違いない。
 
さて、この大幅減少で思うのは、定額サービスの見直しが大切だということ。新聞の月間購読を見直した人がたくさんいるからこそ、これほどの部数減が起きている。定額サービスはついついそのまま継続してしまうが、引き続きを使用するか定期的に再検討したほうが合理的だろう。このとき大切になるのが、「比較」の視点となる。
 

credit: Pexels via pixabay

 
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午前中5時限授業は効果的?


この記事の所要時間: 40秒 〜 50秒程度(2248文字)


本日、5月5日はこどもの日。国民の祝日に関する法律によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ための日だという。5月5日は端午の節句なので、男の子の日というイメージも多少あるが、当然、「こどもの日」のこどもに男女の区別はなし。祝日法上は、父親は無視され、母親だけが登場する。
 
さて、子供の人格や幸福に大きな役割を果たすであろう教育をどう行なうべきかの議論は難しいが、最近おもしろい動きがあることを知った。一部の小学校で、午前中の授業数が4時限から5時限に変更されているというのだ(参考:広がる午前中5時限 授業増でも放課後ゆとり 県内の小学校|西日本新聞)。長年続く従来のやり方を変えるこの変更。果たして、午前中5時限授業に効果はあるのだろうか。
 

credit: facethebook via pixabay

 
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3人席の「真ん中の席」を人気席にする方法


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1693文字)


飛行機や新幹線で採用されている、3つのシートが横に並ぶ3人席。この3人席の「真ん中の席」は不人気だ。具体的な統計データがあるわけではないが、予約システム等で座席表を見れば一目瞭然。予約がかなり埋まってきても、真ん中の席だけいくつも空いている。通路側のように出入りが楽なわけでもなく、窓側のように外が見られるわけでもなく、両側を人にはさまれて狭苦しい感じ。あえて選ぶ人が少ないのは、当然だろう。
 
さて、そんな「真ん中の席」に吉報があった。真ん中の席に人気をもたらすシートデザインが考案されたというのだ。このアイデアが、なかなかおもしろい。
 

credit: StelaDi via pixabay

 
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「準備中」の最適解は?


この記事の所要時間: 230秒 〜 330秒程度(1511文字)


夜の街を歩いていて気になるものの一つが、閉店後のお店に掲げられている「準備中」のプレート。ついつい、「今は準備中じゃないだろ!」とつっこみたくなる。もちろん、本気で「嘘つきだ」、「問題がある」、「けしからん」と思っているわけではないが、気が利かないこと甚だしい。
 
では、「準備中」であることをどう表示すればいいのか。
今回は、この「準備中」問題の最適解(?)を目指してみることにしよう。
 

Photo credit: Nam2@7676 via Foter.com / CC BY-NC-ND

 
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ライブの騒音対策もマーケティング発想で!


この記事の所要時間: 40秒 〜 50秒程度(2220文字)


桜が散り、4月も中旬となれば、日によっては汗ばむような陽気。ゴールデンウィークにはまだ早いが、屋外での活動が気持ちよくなるちょっとした行楽シーズンだ。これから暑くなれば、野外ライブ、野外フェスも増えてくる。
 
最近、この野外ライブでちょっとびっくりするニュースがあった(参考:ももクロコンサート騒音「うるさい」「迷惑」苦情87件も… 埼玉・富士見市に苦情電話相次ぐ|産経ニュース)。埼玉県富士見市で行なわれた「ももいろクローバーZ」のコンサートの騒音への苦情が、東京都の西東京市や東久留米市からも届いたというのだ。コンサート会場からの距離は、記事によれば「約20キロ」。起点を東京駅に置き換えて考えると、直線距離20キロは東なら西船橋駅、西なら三鷹駅あたりとなる。どれだけ遠くから苦情が来たのか、想像いただけるだろう。
 
ただ、同時に思い浮かぶのが、「本当にそんなにうるさかったのか」という疑問。果たして、20キロ先にはどのくらいの騒音が聞こえたのだろうか。今回はこれを確認するとともに、マーケティングの発想で騒音対策を考えてみたい。
 

credit: sasint via pixabay

 
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