カテゴリー : インターネット

言葉の「インフレーション」に要注意


この記事の所要時間: 30秒 〜 40秒程度(1749文字)


世の中には、いくつものジャンルで共通して起きる一般的な現象があるように思う。例えば、トレンドの行き過ぎ(とその揺り戻し)だったり、まだ不明確なものへの過剰な期待だったり、特定分野での成功の無理な応用だったり。人間心理の不合理な部分から生まれるものだろうが、どこかしこで起きる不思議な現象の共通項を考えるのはおもしろい。
 
さて、このような一般的な現象のひとつに「インフレーション」がある。そもそもは、モノの値段が上がりお金の価値が下がり続ける状態のことだが、「何かが増すことで、その価値が下がる」と一般化すれば、もろもろ当てはまる現象がある。以前、“相互評価のインフレーション”考という記事を書いたが、あれは互いに褒め合い過ぎればその褒め言葉の価値が下がってしまということ。これ以外にも、「インフレーション」と捉えることで理解が捗る現象は数多い。
 
最近、インターネットを見ていて気付くのは、記事の見出しなどで起きている言葉のインフレーションだ。もはや、ちょっと目を引くくらいの言葉遣いでは誰も振り向かないため、日に日に言葉がインフレを起こしている。見出しの言葉が信用できないものになり、何とも厄介な状態だ。
 

言葉

credit: narciso1 via pixabay

 
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パスワードの写り込みに要注意!


この記事の所要時間: 230秒 〜 330秒程度(1509文字)


先日、フランスのテレビ局がハッキングされる事件があった(参考:仏テレビ局、サイバー攻撃で放送不能に ISIS関与か|CNN.co.jp)。「イスラム国」による犯行と見られており、過激派組織には凄腕のハッカーまでいるのかと思ったが、どうやら少し様子が違うかも知れない。
 
後から出てきた情報によれば、原因は意外なところにあった可能性がある。ハッキングは「ゴミ箱あさり」から始まるという話もあるが、正にそれを地で行くような「リアルな世界」の原因だ。
 

 
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画像ファイルの「Exif」情報に要注意!?


この記事の所要時間: 310秒 〜 410秒程度(1829文字)


「Exif(イグジフ)」情報をご存知だろうか。この名称は知らなくても、画像ファイルにいろいろな情報が埋め込まれていることを知っている人は多いだろう。デジタル画像に含まれる情報は、撮影したカメラの機種、撮影日時、シャッタースピード、フラッシュの有無、GPS情報(緯度/経度)、サムネイルなど。デジタルカメラでもスマートフォンでも、写真を撮ればExifが記録される。
 
これらExifのメタ情報は、画像ファイルの管理や出力最適化のためにつくられたものだが、位置情報などの流出によるプライバシーへの影響も心配されている。その影響範囲には疑問があるものの、たくさん画像で溢れる現在のインターネットを見ていると、改めてExifに注意する必要を感じるのも確か。少なくとも、「Exif」というキーワードくらいは知っておいた方がいいだろう。
 

camera lego

credit: slackware via FindCC

 
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「エゴサーチ」は使えない!


この記事の所要時間: 240秒 〜 340秒程度(1555文字)


「エゴサーチ」という言葉が登場して、どのくらいの月日が経つだろうか。
エゴサーチとは「インターネット上で、自分の本名やハンドルネーム、運営しているサイト名やブログ名で検索して自分自身の評価を確認する行為」のこと(参考:エゴサーチ|ウィキペディア日本語版)。SNSの流行などをきっかけに、誰もが自分に対する評価を気にするようになり、一気に広まったように思われる。最近では、「エゴサ」と省略されることもあるようだ。
 
さて、この「エゴサーチ」の意味が変わりつつあるようだ。自分自身に関連すること以外の検索についても、「エゴサーチ」という言葉を使う例を見掛けるようになった。新しい言葉だけに、意味の変化も早いのだろう。新語などそんなものだとはわかってはいるものの、これまでと違う使い方を目にすると、やや引っ掛かるものがある。
 

ego

credit: john curley via FindCC

 
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Tumblrのススメ


この記事の所要時間: 350秒 〜 450秒程度(2180文字)


Tumblrをご存知だろうか。カップのtumblerからeが一つ抜けているが、これも「タンブラー」と読む。日本ではいまいちメジャーにならないものの、あるレポートによれば世界8位のSNSだ。2014年1月〜9月のアクティブユーザーの伸び率はTumblrがトップというのだから、今後を期待されるSNSの一つと言っていいだろう(参考:成長率が最も高いSNSは?データで振り返る2014年の主要SNS総まとめ|GIGAZINE)。
 
さて、このTumblrがおもしろい。これまでいろいろな使い方をしてみたが、FacebookやTwitterとは一味違った楽しさがある。近ごろのインターネットではあまりなくなってしまった猥雑さ、クールさ、訳のわからなさが残っているのだ。最近のインターネットに飽きているなら、Tumblrはかなりオススメのサービスとなる。
 

 
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