カテゴリー : リサーチ

2015年も出生数は100万人を割らない!?


この記事の所要時間: 20秒 〜 30秒程度(1279文字)


厚生労働省から2014年の人口動態統計月報年計(概数)が発表された。以前、2014年生まれは100万人を割る?という記事で取り上げた出生数は、1,003,532人という結果。この記事で予測した2014年の出生数のひとつが1,003,522人だったので、極めて精度の高い予測となった訳だ。単純な推計でここまで数値が近くなったのはただの偶然だが、ちょっと嬉しかったりもする。
 
2014年の出生数は前年比で26,284人の減少。この情報を元にすると今年(2015年)こそ出生数100万人割れが確実なようだが、そうは問屋が卸さない。今年も出生数は100万人を割らないかも知れないのだ。
 

 
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「最高○○責任者」を調べてみた


この記事の所要時間: 440秒 〜 540秒程度(2590文字)


ジョナサン・アイブがCDOに就任するという。何のことかピンと来ない人も多いだろうが、これは米Apple社の人事の話。ジョナサン・アイブはiMacやiPhoneのデザインを手掛けた人で、CDOは最高デザイン責任者の略称だ(参考:ジョナサン・アイブ氏、Appleの新役職「最高デザイン責任者(CDO)」に|ITmedia ニュース)。
 
Chief Executive Officer(CEO/最高経営責任者)に代表される「ChiefなんとかOfficer(C?O/最高○○責任者)」は数あれど、最高デザイン責任者は初耳だ。COOやCFOはかなり多い印象で、CTOやCMOも知っているが、CDOは初めて聞いた。Appleらしさを象徴する新しい役職なのだろうとは思うものの、「C?O(最高○○責任者)」を安売りしている感は否めない。
 
ここで気になったのが、「最高○○責任者」がどのくらいあるかだ。多くの企業が独自の「C?O」を設けているのでキリがないが、ルールを決めてリサーチすることは可能だろう。そこで、ちょっと調べてみた。
 

エグゼクティブ

credit: geralt via pixabay

 
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今年の夏、デング熱患者は減るけど増える!?


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1364文字)


数週間前までの春の冷え込みも何処へやら。4月も下旬に入り、少し動いただけで汗ばむような日が多くなってきた。ゴールデンウィークが終われば、立夏を迎えて暦は夏。暑さは、すぐそこまで来ている。
 
さて、暑くなれば蚊が湧いてくる。気になるのは、昨夏騒動になったデング熱だ。昨年はデング熱患者が160名発覚し、代々木公園や新宿御苑が閉鎖される事態に至った。今年の夏もあのような騒ぎになるのだろうか(参考:デング熱について|厚生労働省)。
 
今年は、東京都などが既にデング熱対策に乗り出しており、その効果を考えれば患者は「減る」と予想するのが常識的だろう。しかし、少しリサーチの視点を入れると、「増える」可能性の方が高いように思えてくる。「減るけど増える」としたのはそのためだ。
 

蚊

credit: Mehihe via pixabay

 
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今年の花粉のピークは3月4日!?


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1699文字)


春は花粉症の季節。どこかしこで花粉症の話題を目に耳にする。ただし、その内容は「鼻水が止まらない」、「目が痒くてどうにもならない」など症状の話、「早い時期から薬を飲み出すと症状がやわらぐらしい」、「舌下免疫療法というのがあると聞いた」など対策の話がほとんど。肝腎の花粉の飛散量については、嘘か真かさえわからない多い/少ないの話が出るくらいだ。
 
実際、花粉の量については「非常に多い」、「多い」、「少ない」などで発表されることが多く、具体的にどのくらいの花粉が飛んでいるかはあまり伝えられない。飛散量のデータは公開されているものの、そのままでは細か過ぎてわかり難いためか、あまり話題にされることはないようだ。花粉の飛散量については丁度いいレベルのデータがなく、そのためにデータが活用されない状態が続いているように思われる。そこで、ちょっとデータをいじってみた。知りたいのは、花粉飛散量の大きな傾向だ。
 

花粉

credit: JaggyBoss via FindCC

 
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家計調査の分類改定がおもしろい!


この記事の所要時間: 320秒 〜 420秒程度(1880文字)


総務省統計局が実施している家計調査では、家計の収入や支出を事細かに調べている。その分類の項目数は、「消費支出」だけでも約500。一例として「調理食品」の「他の調理食品」を見れば、前回の記事で扱った「ぎょうざ」以外にも、「うなぎのかば焼き」、「コロッケ」、「しゅうまい」、「冷凍調理食品」など計12項目が調査されている。調査目的のために必要なのだろうが、気が遠くなるような細かい分類だ。
 
さて、この家計調査。昭和20年代から継続されている歴史ある調査だが、収入や支出の分類は不変という訳ではない。世の中の変化に合わせて、分類は数年おきに見直されている。そして、この改定がちょっとおもしろい。そこで今回は、今年(2015年)1月に行なわれた分類改定の内容を紹介してみよう。
 

 
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