失敗の原因を書き出そう!


この記事の所要時間: 050秒 〜 150秒程度(673文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
多くの成功者が言うように、ビジネスにおいて失敗の経験を活かすことはとても重要です。失敗を恐れるのではなく、失敗と上手に付き合うことが求められます。この失敗を学問的、体系的に扱っているのが畑村洋太郎さんの提唱する失敗学です。
 
失敗学は、失敗の特性を理解して、

 ①不必要な失敗を繰り返さない
 ②失敗からその人を成長させる新たな知識を学ぶ

ことを目指しています。
 
失敗学では失敗の原因を階層的に捉えます。
これをフォーマット化したのが今回ご紹介するツールです。
 

失敗原因の洗い出し
ファイルのダウンロードはココから

 
『失敗学のすすめ』(畑村洋太郎/講談社)で示された失敗原因の階層構造の脇に「考えられる原因」と「実行可能な対策」の欄を付けただけなのですが、これだけで充分に役立ちます。本で得た知識はそのままでは使うことができません。このようなフォーマットに落とすことで、すぐに活用できるようになるのです。
 
失敗の原因を洗い出すとき、何もフレームを使わずに考えると、ただの思い付きに留まってしまいます。このような枠組みを使って考えることで、網羅的に失敗原因を探索できる効果があります。また、本当の失敗原因を隠したり、目立つ原因ばかりに単純化したり、社内のパワーバランスで落としどころを探したりすることを防ぐためにも役立つでしょう。もちろん、それぞれに対策を考えて、優先順位を着けて実行に移すことも重要です。

失敗を成功に結びつけるためにも、ぜひご活用ください。

中小企業お助け隊 〜社長と一緒に苦労がしたい〜


この記事の所要時間: 040秒 〜 140秒程度(585文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
中小企業診断士の組織として各都道府県に中小企業診断士協会(もしくは中小企業診断協会)があり、自分は一般社団法人 東京都中小企業診断士協会に所属しています。この組織は一般社団法人化によりこの4月に生まれ変わったばかりで、それにあわせて新しいロゴマークとスローガンが募集されました。
 
今回のブログタイトル

中小企業お助け隊 〜社長と一緒に苦労がしたい〜

は、佐々木がこれに応募したスローガンです。まあ、見事(?)落選したわけですが、我ながら悪くないスローガンではないかと今でも思っています。
 
このスローガンに込めたのは「地道に」「着実に」「一緒になって」中小企業を盛り立てたいという思いです。中小企業診断士を「経営コンサルタントの国家資格」と言ったりするのですが、コンサルタントという言葉から感じる「胡散臭さ」から離れたかったというのもあります。地に足付けて中小企業をサポートするためには、数年で入れ替わってしまうような流行のビジネス理論に囚われることなく、自分に腹落ちしたフレームで支援する必要があります。
 
自分にとってそれは、「マーケティング発想法」であり、「事実に基づいた経営」であり、「バリュー・プロフィット・チェーン」であるのですが、このあたりについては後々のんびりと書いていきます。

スキルをセンスと勘違いしてませんか?


この記事の所要時間: 10秒 〜 20秒程度(791文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
一橋大学大学院の楠木建教授が、プレジデントオンラインで『楠木建の「戦略読書日記」』を連載しています。内容はビジネス誌にありがちな「すぐに役立つビジネス・スキル」ではありません。経営者の仕事に必要な「戦略センス」を磨くための本が毎回紹介されています。
 
その連載1回目『ストーリーとしての競争戦略』で、筆者はスキルを「その内容の定義が社会的に定着して」いて「それを身につける道筋もある程度出来上がっている」もの、これに対してセンスを「千差万別」で「試験の成績や資格の取得で人に見せることもできない」ものとしています。
 
その上で、

スキルとセンス、どちらも大切である。ただし、両者はまるで異なる能力であり、区別して考えることが大切だ。

誰かがつくった戦略の分析ならばスキルでなんとかなる。分析フレームワークもたくさんある。しかし、すでに存在している戦略を分析するということ、自らオリジナルな戦略ストーリーをつくるというのは、まるで違う仕事である。

だから今の時代、多くの人がスキルに傾く。センスがないがしろにされる。会社の中でもスキルばかりが幅をきかせるようになる。

などの指摘をしています。
 
これを読んで日ごろ自分が感じている違和感の正体がわかったように思いました。
スキルを身に付けただけでセンスまでも獲得したと勘違いしている人を見て、「あれっ?」と思うのです。まるで人間の能力は一つの軸で構成されていて、スキルの延長にセンスがあるように考えている人もいます。スキルだけを持った人間が、センスが要求される仕事を「できるつもり」になった場合、待ち受けているのは不幸な結果でしょう。
 
スキルとセンスは別物です。
自戒の意味も込め、この違いには気を付けなくてはいけないと思った次第です。

Twitter、やってます


この記事の所要時間: 010秒 〜 110秒程度(342文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
実は、このサイト以外にTwitterでも情報発信しています。
アカウントは@sasabizuです。
 
Twitterをやっているとは言え「いま、なにしてる?」をつぶやくことはありません。
気になるニュースやツイートを拾って、きまぐれにコメントするスタイルです。他愛ない思い付きを書いているだけですが、たまにはマーケティングやデータ活用の視点で意味の有りそうなことを書いています。
 
興味のある方は、ぜひご覧ください。
 

photo credit : Yiying Lu

なぜ、神楽坂マーケティング事務所なのか?


この記事の所要時間: 120秒 〜 220秒程度(913文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
そして、自分は神楽坂マーケティング事務所の代表でもあります。今回は、なぜ事務所をこの名前にしたのか説明します。実は深い理由(?)があるんです。
 

photo credit : 街画ガイド

 
昨年、自分は中小企業診断士として独立開業し、晴れて個人事業主となりました。
このとき必要になったのが「屋号」です。屋号なしでも開業はできますが、何だか締まりません。会社人間を長くやっていたせいか、所属先がないと落ち着かないのです。そこで、事務所を構えているわけでも従業員を雇っているわけでもないのに、取りあえず「職場っぽい名前」を付けることにしました。「代表」なのは一人ぼっちの事務所だからです。
 
最初に考えた屋号は佐々木中小企業診断士事務所でした。
変に格好つけた名前はうまくはまらないとかえって見っともないので、オーソドックスなネーミングがふさわしいと考えました。これで開業届を提出するつもりだったのですが、ふと考えたのが屋号の有効活用です。佐々木孝という中小企業診断士をより深く印象づけるために屋号を使えないか? そう考えました。
 
自己紹介をする時、自分の名前が佐々木孝であること、中小企業診断士であることと一緒に屋号を伝えます。このとき佐々木中小企業診断士事務所では、記憶に残る要素は

 ①佐々木
 ②中小企業診断士

の2つだけです。
 
屋号を神楽坂マーケティング事務所にすると、これに

 ③神楽坂
 ④マーケティング

が加わります。
 
他の商売同様、中小企業診断士にとって名前を覚えてもらうことはとても重要です。プラスアルファの要素が多いほど覚えられやすいのは間違いありません。2つ要素が増えることは大きな価値です。特に「神楽坂」にはいろいろな思い入れのある人が多く、話が広がります。今は、神楽坂マーケティング事務所にして良かったとつくづく思っています。
 
まあ、たったこれだけの話なのですが、こんなネーミング一つを取ってみてもビジネスではアイデアを考え出すことが効果を生みます。やっぱりビジネスは楽しいですね。