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ニュージーランド国旗と決め方のマーケティング


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1328文字)


ニュージーランド国旗をめぐる国民投票の暫定集計結果が発表された。結果は「投票者の56.61%が現国旗を支持」となり、左上に大きくユニオンジャックがあしらわれた現在の国旗が引き続き使われることになりそうだ。郵送投票の未着分で逆転が起きる可能性は極めて低く、このまま決定という運びになるだろう(参考:NZ国旗変更をめぐる国民投票、現国旗支持が多数 暫定結果発表|AFPBB News)。
 
さて、国民投票まで行なう大騒ぎをした結果、「国旗は変更しないことにしました」では拍子抜けだが、これはこれで素晴らしい。ものごとをしっかりした手続きで決めれば、その決定の力が強まるからだ。
 

万国旗

credit: keizi5050 via pixabay

 
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キラキラ企業名で失敗しない方法


この記事の所要時間: 40秒 〜 50秒程度(2247文字)


民主党と維新の党が合流してできる新党の名称がそろそろ決まりそうだ。党名候補は、立憲民主党、民進党の2つ。「両党は12、13両日に世論調査を実施し、14日に支持が多かった方の党名の採用を発表する」という。
 
当初の報道にあった
 ●世論調査の結果を参考に話し合いで決定
ではなく、
 ●支持が多かった方の党名の採用
なら、かなりオープンな選考方法と言えるだろう(参考:「立憲民主党」か「民進党」か…世論調査開始へ|読売新聞)。
 
党名選考の過程でおもしろいのが、維新の党・江田憲司前代表の「キラキラ党名」発言。

『みんなの党』や『結いの党』のような“キラキラネーム”ではなく、政治理念や政治信条を化体した本格的な名前にしていかなければならない。

(参考:「新党名は“キラキラネーム”じゃダメ」 維新の江田憲司前代表|産経ニュース

と述べたというのだ。政党名にもキラキラネームがあるという着眼点はなかなか鋭い。具体名を挙げたのは感心しないが、納得できるところはあるように思う。
 
さて、キラキラ人名、キラキラ党名に負けず劣らずあるのが「キラキラ企業名」だ。差し障りがあるといけないので例を出すのは控えるが、誰もがキラキラ企業名と聞いて思い付く企業の1つや2つはあるだろう。一部の人は、何かネーミングをするとなると、自然とキラキラさせたくなるらしい。今回は、このキラキラ企業名でやらかさないため、未然に防止する方法を考えてみる。
 

bad

credit: Ramdlon via pixabay

 
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iPhoneのパスコードはAppleでも解除不可能!


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1439文字)


iPhoneにパスコードロックを掛けている人は多いだろう。何かのときにiPhoneの中の情報を盗み見られないための、ちょっとしたセキュリティとなるからだ。たとえ4桁のパスコードでも、当てずっぽうで解除するのは至難の業。パスコードロックは、掛けておいて損のない保険のように思っている。
 
ただし、このパスコードを忘れると大変なことになる。 iTunesで同期したデバイス等があれば復元できるようだが、これにあてはまらない場合はiPhone自体の初期化が必要らしいのだ。Appleとて「裏技」はないようで、アメリカの裁判では「最新のOSを搭載したiPhoneの場合ロックの解除は「不可能である」と回答」したという(参考:Appleでも「iPhoneのロック解除は不可能」、パスコードを知らない限り端末内のデータにはアクセス不可能であることが明らかに|GIGAZINE)。
 
パスコードを忘れたユーザーを救うためには裏技を用意しておいた方がいいが、それをすればその分だけセキュリティが甘くなるのが道理。抜け穴が空いていれば、そこを狙われるのだ。裏技をつくることは顧客志向のようで、実はそうではない。「裏技」をつくらない非情な設計こそが、セキュリティを守るために必要な覚悟のように思う。
 

穴

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窓際は奥か手前か? 言葉選びも顧客視点で!


この記事の所要時間: 150秒 〜 250秒程度(1199文字)


先日、あるチェーンの定食屋でおもしろい経験をした。店に入ると「奥のカウンター席にどうぞ」の声。しかし、店の奥はテーブル席で、カウンター席があるのは手前の方。どうやら、店員と自分で奥と手前の感覚が違うらしい。自分だけおかしいのかとも思ったが、他のお客の中にも戸惑っている感じの人がいたので、そうではなさそうだ。
 
さて、どうしてこんなことが起きるのだろうか。はっきりした原因はわからないが、店員とお客の立ち位置の違いにポイントがありそうに思う。この些細な感覚の不一致は、顧客視点のおもしろい事例かも知れない。
 

レストラン

credit: StockSnap via pixabay

 
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国勢調査は字が小さい!


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1386文字)


明日10月1日は国勢調査の期日。
インターネットでは前もって回答できるし、郵送の提出期限には1週間の猶予があるが、今回の調査は「平成27年10月1日午前零時現在で実施」される。国勢調査は「国の最も重要な調査」という位置付けであり、少しでも精確な調査になることを祈るばかりだ。
 
さて、国勢調査で引っ掛かったのが、従来から続く紙の調査票。インターネットで回答するとき脇に置いておいたのだが、字が小さく、ごちゃごちゃしていてどうにも見にくい。「国の最も重要な調査」というのなら、答える人すべてに優しい調査票を目指して欲しいところだ。
 

 
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