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iPhone10周年と2つのイノベーション


この記事の所要時間: 340秒 〜 440秒程度(2083文字)


2007年1月9日、Macworld Expo 2007にて初代iPhoneが発表された。iPhoneのコンセプトが世に出てから、昨日で10周年を迎えたわけだ。日本時間で考えれば、今日1月10日で10周年ということになる。社名をApple Computer, Inc.からApple Inc.に改めたのもこの日のこと。このところのAppleの快進撃は、社名からComputerをはずしたこの日からはじまったと言ってもいいだろう。
 
初代iPhoneでまず思い出されるのが、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーション。ジョブズが繰り出すシンプルなメッセージと、観衆の異様なまでの盛り上がり。10年経った今でも、充分に見返す価値があるプレゼンだ。
 

 
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今年の「小春日和」はいつからいつまで?


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1316文字)


この時季のよく晴れた暖かい日を小春日和という。
英語では、インディアン・サマー(indian summer)。ロシアやヨーロッパにも似たような言葉があり、寒さに向かう中でちょっとホッとする暖かい日をありがたがるのは万国共通のようだ。
 
さて、この小春日和。早春の暖かい日を小春日和というのは明らかな誤用として、秋冬のいつからいつまで使っていいのだろうか。ポイントは、「小春」の解釈となる。
 

credit: Wokandapix via pixabay

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「5秒ルール」が成立するかは基準次第!


この記事の所要時間: 240秒 〜 340秒程度(1592文字)


食べ物を落としても5秒以内に拾えばセーフ、という「5秒ルール」。この謎ルールについて、科学的根拠があるかどうかの研究がなされた。結果は、「床に落ちた食べ物の表面は5秒以内に汚染される」。つまり、5秒ルールに科学的根拠はないという結論となった(参考:食べ物を落としてもすぐに食べればOKな「5秒ルール」に科学的根拠はあるのか?|GIGAZINE)。
 
さて、この研究結果はひとつの知見であるが、だからと言ってこれに従う必要はない。床に落として5秒たった食べ物がアウトかセーフかは、基準次第で変わってくるからだ。
 

 
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昼過ぎは何時まで? ― 専門用語の基礎知識


この記事の所要時間: 150秒 〜 250秒程度(1155文字)


世の中には専門用語があふれている。特定の学問分野や業界でのみ通じるテクニカルタームから、仲間内にしかわからない隠語、符牒の類まで。専門用語を「一部の人たちにしかわからない用語」と広くとらえれば、これにあてはまる言葉はたくさんある。
 
専門用語で厄介なのが、日常語をそのまま転用しているパターン。例えば、天気予報では「昼過ぎ」や「夜遅く」も定義された専門用語となるのだ。気象予報士の言う「昼過ぎ」は、「正午を少し過ぎたころ。」(『大辞林 第三版』)という意味ではなく、「○時から○時まで」と厳密に決まっている。これを知らずに天気予報を見ていては、勘違いの元になり兼ねないだろう。専門用語の世界は、案外罪深い。
 

 
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「中小企業」を図解する!?


この記事の所要時間: 340秒 〜 440秒程度(2065文字)


先日、経営再建中のシャープが資本金を1億円まで減資して「中小企業」になるというニュースがあった。最終的には、資本金を5億円にすることで「中小企業」化は避ける方針のようだが(順調に進めば6月30日に減資手続き完了)、不思議に思われた方も多かったのではないだろうか(参考:第三者割当による種類株式の発行、定款の一部変更、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ|シャープ)。
 
常識的に考えると、シャープは大企業だ。14日に公表された平成26年度(第121期)決算報告書によれば、2015年3月期の売上高(連結)は 2兆7862億5600万円。こんな売上高の企業が、中小企業であろうはずがない。しかし、普段の会話に出てくる中小企業と法律における「中小企業」は別物。法律では「中小企業」に独自の定義があるため、多くの人が思う中小企業と食い違うこともあり得るのだ。
 

資本

credit: geralt via pixabay

 
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