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色を見ればブランドが分かる!?


この記事の所要時間: 110秒 〜 210秒程度(854文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
Twitterのロゴが変わりました。

Twitterロゴ

 
新しいロゴは文字を一切排除して青い鳥だけです。
昨年は、スターバックスがロゴから文字を無くました。もっと前には、ナイキシェルも同様の変更をしています。アップルの林檎マークにはだいぶ前から文字がありません。ロゴの“画像”部分だけでブランド名が想起されるようになったら、“文字”は余分な情報に成り下がるのでしょう。企業側から見た場合、より少ない情報でブランドを思い出してもらえるのならば、それに越したことはありません。
 
究極は、特定の色を見せただけでブランドが想起される状態です。
以前、ニューロマーケティングの本で読んだのですが、喫煙者はマルボロの赤を目にするだけでタバコを吸いたくなるそうです。このレベルでブランドカラーが浸透すれば、ブランドイメージの伝播が容易になり、広告の方法は自由度を増します。企業にとっては、いいことだらけという訳です。
 
Twitterの青もそれを目指しているのでしょう。
Facebookの青やDropboxの青との違いは、利用者なら言葉で説明できなくても誰でもわかります。あの青を見ただけでツイートしたくなるようになれば(既にそうなりつつある人もいるでしょう)しめたものです。

ブランドカラーを決めて、それを使うことにあまりコストは掛かりません。中小企業でも充分に実現可能です。どこの会社でも何となく「うちの会社はこの色」と決まっているでしょう。それを積極的に展開して、統一感を演出することをオススメします。皆さんも、ブランドカラーにトライアルしてみたらいかがでしょうか。
 
ちなみにささびずのブランドカラーはエンジ色(カラーコードは#990000)です。

 
現時点で、ロゴと文字強調とサイドバーのキーワード欄で使っています。
ネットとリアルの融合を図るため、今後は名刺やプレゼンテーションのフォーマットにも反映させるつもりです。

プッシュとプル 〜トップページに何を載せるか〜


この記事の所要時間: 140秒 〜 240秒程度(1106文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
このサイトをスタートさせるとき、トップページに何を表示するか迷いました。
ターゲットとしてはじめてサイトを見る人を想定するのなら、【自己紹介】や【支援メニュー】を掲載して自分の人となりをわかって貰うことが必要です。一方、繰り返しサイトを訪ねてくれる人のことを考えると、毎回同じコンテンツを見せるよりも【最新記事】を見せた方がいいことになります。いろいろ考えた末、正直どちらが良いか判断できず、折衷案でサイドバーに最低限の自己紹介を入れることにしました。これが正解かはわかりませんが、情報を発信するときには情報デザインをトコトン考えることが重要なのは間違いありません。
 
自分の場合、情報デザインはプッシュとプルで整理します。
これらは元々プロモーション戦略の用語で、プッシュは人的販売促進などお客に押し付ける戦略を、プッシュはテレビCMなどを通じてお客を引き寄せる戦略を表します。両方とも情報を発信することには変わりないのでどちらもプッシュのように思えますが、お客の動きに注目するとプッシュとプルの違いは明快です。
 
これを自分なりに情報デザインに応用すると、プッシュ=受動的なお客(≒すべてのお客)にも押し付けたい情報、プル=能動的なお客(≒一部のお客)だけに引き出して欲しい情報となります。その上で、以下のようにすることで効果的な情報発信を目指します。

 ●最初に目に触れる部分はプッシュ情報を中心に構成する
 ●プル情報は「目立たない」かつ「すぐに引き出せる」ように配置する
 ●プル情報に興味を持たせるようにプッシュ情報を演出する

 
つまり、このページで言えば、【最新記事】=プッシュ情報で興味を惹き、【自己紹介】等=プル情報に誘導することを狙っています。
 
さて、最近、いろいろなホームページやプレゼンテーションを見ていて気付くのは、大量のプル情報に埋もれてしまい肝腎のプッシュ情報が目立たないデザインです。今の時代、何かと文句を言う人が多いので、注釈的なプル情報をたくさん掲載したくなる気持ちもわかるのですが、それでメインの情報が伝わらなくなってしまっては意味がありません。プル情報とプッシュ情報をしっかり弁別して、いかにメッセージを伝えやすい情報デザインにするのか。これをトコトン考えることが重要です。
 
プッシュ情報、プル情報の枠組みについては異論もあるでしょう。しかし、情報をデザインで考えるという発想は皆さんもやって損がないと思います。ぜひ、この点に意識を向けて情報発信をなされてはいかがでしょうか。