タグ : 目的と手段

スマートフォンは薄ければ薄いほど良い!?


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1403文字)


厚さ約7mmのiPhone 6が発売になったことをきっかけに、スマートフォンの厚さに着目した記事が多くなったように感じる。どの機種が一番薄いのか、どこまで薄くなるのか、次に最薄記録を更新するのはどのメーカーなのか、・・・などなど。スマートフォンの競争軸が商品と機能の成熟によりはっきりしなくなる中、古くて新しい争点として「薄さ」が再び注目を集めているようだ。今後、各メーカーがあの手この手を使って薄さを競うようになるだろう。
 

iphone

credit: helloolly via FindCC

 
とは言え、「薄さ」の競争には嫌な予感しかしない。またもや、「手段の目的化」になってしまうように思うのだ。「使い易さ」という本来の目的を忘れて、手段である「薄さ」だけを競う構図になるのは目に見えている。どうせ競争するのなら、ユーザーが丁度いいと感じる「薄さ」を目指して競い合って欲しいものだ。
 
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「若者のFacebook離れ」はなぜ起きる?


この記事の所要時間: 320秒 〜 420秒程度(1885文字)


若者の間でFacebook離れが起きているらしい。「たった6カ月間で10代のFacebookの利用者が、72パーセントから45パーセント」になったというのだから、穏やかでない。Facebookの代わりに10代が利用するSNS第1位となったのは、画像共有サイトのInstagramだという。
 
実はこれ、アメリカでの話。出典がロケットニュース24(落ち目の傾向!? 72% → 45%と10代のFacebook離れが顕著に / Instagram人気の上昇と踏ん張るTwitter)ではあるものの、ソースが米投資銀行のレポートなので一定の信頼はおけるだろう。出る杭は打たれるとは言え、最近、Facebookについてはその成長を疑問視するようなデータが多い。Facebookも、一時期ほどの快進撃でなくなったのは間違いないように思われる。
 
では、なぜFacebookから人が離れてしまうのだろうか。
今回は、これを考えてみることにする。
 

facebook

credit: kropekk_pl via FindCC

 
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自分専用メーリングリストでメール障害回避?


この記事の所要時間: 330秒 〜 430秒程度(2005文字)


引き続きメールのアクセス障害の話をしよう。前回は、メールにトラブルが起きたとき「やるべきこと」を考えたが、そもそもメール障害を回避する方法はないだろうか。システムに絶対はないので完全にメール障害を避けることはできないが、トラブルに巻き込まれる可能性が下げられるならそれに越したことはない。
 
そこで思い付いたのが、自分専用メーリングリストというアイデア。既存のツールの特徴をうまく活用することで、「障害に強いメールアドレス」がつくれるかも知れないと考えた訳だ。今回は、頭の体操がてら、1つのアイデアとして披露してみる。
 

 
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データ活用にもマーケットイン発想を!


この記事の所要時間: 340秒 〜 440秒程度(2049文字)


マーケティングに、プロダクトアウト、マーケットインという二つの考え方がある。ザクッと言えば、プロダクトアウトは「つくれるものを売る」アプローチ、マーケットインは「売れるものをつくる」アプローチ。前者を供給側(企業)中心の考え方、後者を需要側(消費者)中心の考え方と捉えることもできるだろう。企業が持つシーズ(ビジネスの種)を起点とするプロダクトアウトに対して、マーケットインは消費者が持つニーズ(欠乏感)を起点とする。当然ながら、マーケティングにおいてはマーケットインをオススメすることが多い。
 
ただし、この二つの考え方は、常にいずれか一方が正しいという性格のものではない。市場を取り巻く環境によって各アプローチの成功率は変化するので、両者をうまく使いわけることが求められる。現実には、プロダクトアウトとマーケットインをミックスしたようなアプローチとなることがほとんどだ。それぞれの特徴を理解した上で、プロダクトアウトが行き過ぎたらマーケットインの視点で見直し、マーケットインの視点が行き過ぎたらプロダクトアウトの視点で見直す。どちらが有効化を議論するより、両者を補完的に扱うのが成功への近道だと思われる。
 

成功

credit: FlashBuddy via FindCC

 
これらの考え方はデータ活用にも応用できる。データ活用においても、同じように二つの立場で考えることが有効なのだ。「つくれるデータを活用する」プロダクトアウト発想のアプローチと、「活用できるデータをつくる」マーケットイン発想のアプローチ。データ活用の作業の流れを考えたとき、その上流と下流のどちらをスタート地点とするかは、シーズとニーズの関係に近いと言えよう。そしてデータ活用は、プロダクトアウトとマーケットインの特徴を踏まえてうまく使いわけることで、より強力なツールになる。
 
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大袈裟なタイトルは程々に!


この記事の所要時間: 30秒 〜 40秒程度(1789文字)


最近、大袈裟なタイトルの記事が目に余る。
どこのホームページでもさまざま記事へのリンクが表示されるが、そのタイトルが何とも扇情的なのだ。今に始まったことでないとはいえ、加速度的におかしくなってきている印象。近ごろは、大新聞の記事タイトルでさえ怪しいものがある。「釣り」とまでは言わないが、かなり「狙っている」感じを受けることは多い。
 

釣り堀

credit: koyaman3422 via FindCC

 
どんな記事であろうと、記事を書いたら少しでも多くの人に読んでもらいたいのは当然。そのためにキャッチーなタイトルを付けるのは、何らおかしなことではない。しかし、モノには限度がある。針小棒大、羊頭狗肉のタイトル付けを繰り返していてもろくな結果は生まれないだろう。大袈裟なタイトルを付けることは魅力的だが、だからこそ程々にする必要があるのだ。
 
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