タグ : 目的と手段

パスワードにもメリハリを!


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1438文字)


前回の記事(リスト型攻撃の不正ログイン成功率は?)では、サイト毎のユーザーID・パスワード使いわけをオススメした。とは言え、いくつものユーザーIDやパスワードを作り出し、それを覚えるのは大変。流用にリスクがあることはわかっていても、その対策がなかなか進まない原因は、パスワード等の作成と記憶の部分にあると言ってもいいだろう。
 
今どきの人たちの多くは、インターネットでたくさんのサービスを利用しているため、いくつものサイトでユーザーIDとパスワードを持っている。何らかのきっかけでサイト毎にユーザーIDやパスワードを変更しようと思っても、その数の多さに尻込みして、着手をためらってしまうのではないだろうか。
 
さて、何事においても必要以上の尽力は思わぬ無駄となる。一般論としてユーザーID・パスワードの強化は有効だが、利用する全サイトでパスワード等の使いわけをしていては疲れてしまう。パスワードの呪縛から逃れるためには、うまく手抜くことが大切になる。
 

credit: Bill Gracey via FindCC

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瓶ビールと生ビール、どちらが正解?


この記事の所要時間: 320秒 〜 420秒程度(1880文字)


インターネットには定期的に湧き出す不思議な議論がある。
今回タイトルにした、瓶ビールと生ビールの争いもその一つだ。各地で梅雨が明けて、今や夏も真っ盛り。今年も、この話題が何処かしこで取り上げられていることだろう。
 
正直、「好きな方を頼めばいいじゃん!」のひと言で終了の話だが、この議論はちょっと統計の発想が入っているところがおもしろい。統計を苦手とする人の多くがつまづく標準偏差の考え方が、その背景にあるのだ。モノを評価するときには、平均だけではなく標準偏差、即ちバラツキについても考えることが必要。今回は、そんなトピックスを瓶ビールと生ビールの例で書いてみようと思う。
 

ビール

credit: diloz via FindCC

 
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タイピングテストで自分を知れば・・・


この記事の所要時間: 230秒 〜 330秒程度(1460文字)


e-typingの腕試しレベルチェックをご存知だろうか。名前から想像が付く通り、自分のタイピングレベルを判定するページ。誰でも、何回でも、無料でタイピングのテストを受けることができる。ページ中央にある「今すぐチェック!」をクリックすれば、後は画面の指示に従って15個の文章や単語を入力するだけ。テストはとても簡単だ。
 
所要時間はタイプのスピード次第だが、おおむね1〜2分程度。タイプにかなり自信がなくても、3分くらいあれば終わるだろう。モノは試し、ぜひテストしてみると良い。
 

 
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低価格シュレッダーの落とし穴


この記事の所要時間: 20秒 〜 30秒程度(1279文字)


商売柄、シュレッダーを使っている。誰かに狙われるほどの機密情報を扱っている訳ではないものの、万が一にも情報漏洩が起きないため、仕事にシュレッダーは欠かせない。対外向けの「アリバイづくり」という側面もあるが、自分自身が安心できるのでかなり助かっている。
 
さて先日、シュレッダーのごみを捨てようとしてびっくりした。シュレッダーした書類の中に、個人情報が読み取れる部分が残っていたのだ。このときは気づいたので対処できたが、シュレッダーして安全になった筈の書類の内容がわかってしまってはシャレにならない。どうやらシュレッダーを信用し過ぎないことが大切なようだ。
 

credit: Sh4rp_i via FindCC

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「消せるボールペン」で文書承認方法見直し?


この記事の所要時間: 40秒 〜 50秒程度(2248文字)


「消せるボールペン」が悪用されている。
出張書類にタクシーチケット、勤務表に請求関連の書類、果ては警察の調書まで。一度書いたら二度と「消せない」筈のボールペンを「消せる」ようにしたのは画期的だが、無理を通せばどこかにシワが寄る。ボールペンで書いた文字が「消せない」ことを前提にした旧来のシステムでは、トラブルの元になるのも必然だろう(参考:「消せるボールペン」のリスクは“消せる”か…自治体、使用禁止に躍起|MSN産経west)。
 
大阪市の新人職員研修では、「消せるボールペンという筆記具がありますが、当然、公文書には使わないように」と注意したという。しかし、そのくらいで「消せるボールペン」の使用を防ぐことができるのなら苦労はない。悪意のない人が何かの拍子で間違って「消せるボールペン」を使うこともあるだろうし、悪意のある人は注意されたくらいで「消せるボールペン」の使用を止めないだろう。「消せるボールペン」の悪用を防ぎたいなら、もっと根本的な対策が必要になる。
 

 
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