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選挙カーのAIDMA 「続きはWebで」!?


この記事の所要時間: 340秒 〜 440秒程度(2105文字)


今週日曜日(4月26日)は統一地方選挙の投票日。都内は、ほとんどの特別区で区議会議員選挙をやっていることもあり、候補者がたくさんいて、選挙カーがとにかく多い。そして、選挙カーから大きなボリュームで流されるのは、候補者名と「お願いします」の繰り返しばかり。「これまで○○政策に積極的に取り組み・・・」、「地元○○で生まれ育ち・・・」などと話しているときもあるが、どうも要領を得ない印象だ。
 
選挙運動をある種の広告活動と捉えた場合、選挙カーでのアピールにはどんな目的があるだろうか。名前の連呼を聞いていると、「他の候補者もやっているから」、「以前からやっているので」といった消極的な動機で行なっているのではと疑ってしまう。もちろん、選挙カーの活用方法は候補者それぞれで違っていいのだが、そのポジションを明確にして活用した方が良いように思う。
 
さて、このようなことを考えるときは、既存のフレームの応用が役に立つ。今回は、マーケティングの古典的なフレーム「AIDMA」を使って考えてみたい。
 

election

credit: narciso1 via pixabay

 
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Think different. 一般システム思考のススメ


この記事の所要時間: 510秒 〜 610秒程度(2812文字)


ビジネスで成功するためには、自分の頭で考えることが大切だ。他人の意見に充分耳を傾けつつも、最後の最後はみずから考えて判断をくだす。当たり前のことのようで、これがなかなか難しい。巷に思考法についてのハウトゥー本が溢れるのを見ても、誰もがモノを考えることの難しさを感じているのは間違いないだろう。人と違った考え、人より深い考え、そして何より人より価値のある考えを導き出すことは容易でない。
 
モノの考え方に正解はないのだろうが、自分は「一般システム思考」の発想を大切にしている。一般システム思考を使えば、思考の節約ができ、発想の転換も生み出し易くなるのだ。モノの見方を変える「Think different.」の実現には、思考の内容より思考の方法が重要。そして、一般システム思考は、人の思考そのものに注目した考え方とも言える。ぜひ、一般システム思考をオススメしたい。
 

 
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「これも一局」をオススメします


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1697文字)


テレビやニコ生で将棋の解説を見ていると、将棋の世界の言葉が一般にも浸透していることに気付かされる。先手を取る、筋が良い、手詰まりなど。普段の会話でもよく聞く言い回しが将棋の用語としてたくさん出てくるのだ。昔の人たちが日常の出来ごとを勝負に見立てるとき、身近にあった将棋の言葉を借用したのだろう。
 
将棋の言葉で最近おもしろいと思うのが「これも一局」という言い回しだ。対戦者が実際に打った手とは違う手でも、一つの戦法として「それもアリ」なときに用いる。例えば、「攻め」の好きな対戦者が攻撃的な手を指したとき、解説者が別の「守り」の手に対して「これも一局」と言ったりするのだ。その手を指せばまた「別の一局」が成立するという意味合いになる。
 
さて、「これも一局」からは、正解がはっきりしないときにさまざまな主張を認める姿勢が感じられる。見解の違いを脇に置き、他人の意見に対して極めて寛容な意思表明とも言えよう。何かとギスギスし易いビジネスの場でも、応用可能な言葉のように思われる。ぜひ、オススメしたい言い回しだ。
 

将棋

Photo credit : tenaciousme / CC BY


 
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『平清盛』の低視聴率は松山ケンイチのせい?


この記事の所要時間: 410秒 〜 510秒程度(2339文字)


2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』の平均視聴率は関東地区で12.0%となり、史上最低を記録した(参考:平清盛:最終回視聴率9.5% 期間平均は史上最低12.0%|毎日新聞)。これまで最低だった『花の乱』(14.1%/1994年)を2ポイント以上も下回っているのだから、かなりの低視聴率だ。
 
テレビドラマが低視聴率に終わると犯人探しがはじまる。
そして多くの場合、低視聴率は主演の男優・女優のせいとなる。もちろん、同じ男優・女優を使っても視聴率は高かったり低かったりするのだから、低視聴率が役者のせいばかりではないのは自明だ。しかしながら、興味本位の犯人探しでは主演の問題になる。
 
では、なぜそういう理由付けになってしまうのだろうか。
この背景には、ビジネスでもよく見られる人間の思考の癖が垣間見られる。
 

photo credit : blentley via photopin cc

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タッチパネルがファクシミリを消し去る日


この記事の所要時間: 330秒 〜 430秒程度(1960文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
残念ながら、今でもファクシミリはオフィスの必需品です。
 
ファクシミリは、自分宛の文書が届いたことに気付かなかったり、誰かに間違って持っていかれたり、これらが原因で「送った」「受け取っていない」の行き違いが生じたりで、トラブルの原因になることがしばしばあります。
 
ファクシミリを使った個人情報のやりとりは、誰に見られるかわからないため細心の注意が必要ですが、オフィスのファクシミリの受信トレイに個人情報が掲載された文書が長時間放って置かれることは珍しくありません。
 
このような例を考えてもわかる通り、ファクシミリは大人数のオフィスではかなり危険なツールです。しかし、それでも未だに使い続けられています。
 
それはなぜか。
今回はこれを考えてみることにしましょう。
 

photo credit : mrdarkroom via photopin cc

 
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