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ゴジラと君の名はと誰かが知っている時代


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1633文字)


先日、【悲報】「ゴジラ」、62年前も「君の名は」に負けていたというまとめがあった。アルファルファモザイクという2ちゃんねるのまとめサイトの記事なので顔をしかめる人も多いだろうが、「インターネットのコンテンツに貴賎なし」という広い心持ちで見れば、なかなかおもしろい。何より、1954年(昭和29年)の配給収入で、ゴジラシリーズ第1作「ゴジラ」が、岸惠子、佐田啓二の「君の名は(第三部)」に負けたのは本当のこと(参考:1954年の映画|ウィキペディア日本語版)。「シン・ゴジラ」、「君の名は。」はともに公開中なので、今年の興行収入でどちらが勝つかはわからないが、この偶然の一致はちょっとキャッチーだ。
 
さて、この話題でつくづく思うのが、今は「誰かが知っている」時代だということだ。何事も、多くの人がいれば誰かが知っていて当たり前。ここまではいつの世でも変わらないが、インターネットやソーシャルメディアの浸透で情報伝播の仕組みが様変わりした。「誰かが知っている」が表にあらわれやすくなって来ており、その影響は案外大きい。現代が「誰かが知っている」時代であることを自覚して行動するに越したことはない。
 

credit: eak_kkk via pixabay

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Amazonは容量無制限を守れるか?


この記事の所要時間: 230秒 〜 330秒程度(1475文字)


Amazonがオンラインストレージ「Unlimitedストレージ」の国内提供を開始した。年間13,800円で、その名の通り無制限に各種データを保存できるサービスだ(参考:アマゾン、容量無制限のオンラインストレージを年1万3800円で国内提供開始、3か月間は無料|Engadget Japanese)。
 
「容量無制限」は魅力的だが、いつまで持つかが心配だ。いくらAmazonがネットの巨人でも、正直、勝ち目のない勝負に挑んでいるように思えてならない。
 

 
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顔認識より「靴認識」が良い理由


この記事の所要時間: 230秒 〜 330秒程度(1510文字)


画像マッチング技術の進化により、最近は顔認識システムを使ったさまざまなサービスが提供されているが、ディズニーが注目したのは「靴」だという(参考:ディズニーが来園者の「靴」をスキャンして移動先を把握するシステムの特許を取得|GIGAZINE)。来園者の靴を手がかりに、その行動パターンを追おうというアイデアがあるらしいのだ。人の顔が百人百様であるように、靴にも一人一人の特徴が出る。ちょっとした汚れだったり、足の形や歩き方の癖で起きる変形だったり。新品の靴でもない限り、たとえ同じ靴でもある程度の区別は付きそうだ。
 
この「靴認識」とでも言いたくなる新システム。顔認識より精度は低そうだが、なかなか良いアイデアのように思う。データ活用には充分役立ち、その一方で来園者の心理的抵抗が少ないと考えられるからだ。
 

 
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広告ブロック対策は大歓迎!


この記事の所要時間: 240秒 〜 340秒程度(1598文字)


何を隠そう、広告ブロックを使っている。以前このブログでも触れた通り、広告が集中力の妨げになることと、ウィルス広告の危険があることが主な理由。同じような考えの人が多いのか、広告ブロックの利用者は増加していると言われており、この話題をネットのニュースで見かける機会も多くなったように感じる。Google Trendsで見る限り、少なくとも広告ブロックの検索量は長期的に増える傾向にあるようだ。
 
当然、広告ブロックへの対策も登場している。対策として行なわれていることは極めて単純で、広告を見ないユーザーには記事を非表示にするというもの。米ニューヨーク・タイムズ紙のほか、フランスやドイツの新聞社でも同様の措置が取られており、有効な対策と見られているようだ(参考:広告ブロック機能利用者に記事を見せない方針が加速、フランスの新聞社も追随|GIGAZINE)。
 
記事を見せないことは広告ブロック利用者への反発なのだろうが、一利用者としてはこのような広告ブロック対策は脅威ではなく大歓迎だ。広告ブロックの利用が正当化しやすくなり、むしろありがたいくらいに思っている。広告を見ないユーザーのブロックは、積極的に進めて欲しい。
 

ブロック

credit: sttimm via pixabay

 
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仕事は座って?立って?どっちでもいい?


この記事の所要時間: 150秒 〜 250秒程度(1189文字)


ここ数年、「座り続けて仕事をするのは体に悪い」という説をよく見かける。「座る」の反対は「立つ」ということで(?)、立ったまま仕事ができるスタンディングデスクも発売された。更には、座り過ぎ防止のため自動的に天板の高さが変わるデスクが開発されたり、歩きながら仕事ができるデスクが提案されたり。オフィスワーカーの興味を集めやすいせいもあってか、話題には事欠かないようだ。
 
健康のために座って仕事をするべきか立って仕事をするべきかの研究はいろいろされているようだが、その結論はバラバラ。座ったままが悪いとしても、「立ちながらの仕事が健康的」とも限らないらしい。どちらにせよ、同じ状態を続けることに問題がありそうにも思うが、研究してみれば姿勢の変更が体に悪いかも知れない(参考:座りすぎは死のリスクを高めるが「立ちながらの仕事が健康的」とは言えない|GIGAZINE)。
 
さて、この座って仕事/立って仕事の議論を見ていて感じるのは、実は「どっちでもいい」のではないかということ。明確な結論が出ないのなら、その論点自体の価値が低い可能性も高いように思う。
 

オフィス

credit: janeb13 via pixabay

 
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