タグ : モノの見方

有料化で救急車の利用は減るのか?


この記事の所要時間: 20秒 〜 30秒程度(1218文字)


救急車の有料化が検討されているという。救急車の出動件数は年々増えて来ており、通報から現場到着するまでの時間も拡大傾向にある。そこで、有料化によって救急車の出動件数を抑制し、一刻を争う重症者の搬送を迅速化することが狙いのようだ(参考:救急車:「有料化」提案 財務省、軽症者対象に|毎日新聞)。
 
さて、この取り組みには一つ心配がある。それは、有料化によって救急車出動件数が減少するという考え方だ。一般論としては、モノの価格が上がれば需要が減るのは当然だが、そう単純に行かないのが人間の心理。有料化で、出動件数がむしろ増える可能性さえあるように思っている。
 

緊急

credit: HebiPics via pixabay

 
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中吊り広告はもう古い?


この記事の所要時間: 310秒 〜 410秒程度(1799文字)


今秋、山手線に新しい車両が登場する。既にメディア向けにお目見えしているので、ご覧になった方も多いだろう。話題になっているのは、電車の「顔」とも言える車両正面のデザイン。「目」にあたるライトの部分が目立たないため、人によっては違和感を覚えるようだ。当然、そのうち慣れてくるとは思うが、確かにこの「顔」はユニークに映る(参考:姿を現した「E235系」 山手線の新型車両はココがすごい!|鉄道新聞)。
 

"JRE SeriesE235" by Shokawasharyo - Own work. Licensed under CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons.

JRE SeriesE235” by ShokawasharyoOwn work.
Licensed under CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons.

 
そして、この新型車両のもう一つの話題が、中吊り広告の廃止だ。その理由は定かではないが、背景に需要と供給の関係があるのは間違いないだろう。つまりは、中吊り広告の需要が減っている、もしくは今後減少する見込みにあるということ。もしかすると、中吊り広告はその使命を終えつつあるのかも知れない。
 
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今年の夏、デング熱患者は減るけど増える!?


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1364文字)


数週間前までの春の冷え込みも何処へやら。4月も下旬に入り、少し動いただけで汗ばむような日が多くなってきた。ゴールデンウィークが終われば、立夏を迎えて暦は夏。暑さは、すぐそこまで来ている。
 
さて、暑くなれば蚊が湧いてくる。気になるのは、昨夏騒動になったデング熱だ。昨年はデング熱患者が160名発覚し、代々木公園や新宿御苑が閉鎖される事態に至った。今年の夏もあのような騒ぎになるのだろうか(参考:デング熱について|厚生労働省)。
 
今年は、東京都などが既にデング熱対策に乗り出しており、その効果を考えれば患者は「減る」と予想するのが常識的だろう。しかし、少しリサーチの視点を入れると、「増える」可能性の方が高いように思えてくる。「減るけど増える」としたのはそのためだ。
 

蚊

credit: Mehihe via pixabay

 
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コピーライト表示は欠かせない!


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1369文字)


このブログでは、ひとつひとつの記事に関連画像を付けている。文章だけでは愛嬌がないし、画像があると何かと目印になるので、テーマに紐付く画像を見付け出して使用しているのだ。それぞれの記事の書き出し部分に掲載するだけでなく、WordPressの「アイキャッチ画像」にも指定しているため、さまざまなところで記事と画像が連動して表示されるようになっている。
 
さて、この関連画像を探すのに使っていた、複数のサービスを横断した画像検索サイト・Find CCが、最近ダウンしている。厳密に言えば自分の環境から開けないだけだが、まあ何か不具合が起きているのだろう。そこで、Find CCでも対象にしていたpixabayを使うことにしたのだが、ひとつ困ったことがある。
 
それは、コピーライト表示の方法がわからないこと。何せ、pixabayはどこでも使用可能な高品質の写真を無料で提供しているサイトで、画像にコピーライト表示は不要。余分な手間が掛からず、写真を掲載した部分の見かけもスッキリしていいようだが、そこが悩ましい。自分の場合、コピーライトフリーの画像でも、コピーライト表示をしたいからだ。
 

画像

credit: Counselling via pixabay

 
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言葉の「インフレーション」に要注意


この記事の所要時間: 30秒 〜 40秒程度(1749文字)


世の中には、いくつものジャンルで共通して起きる一般的な現象があるように思う。例えば、トレンドの行き過ぎ(とその揺り戻し)だったり、まだ不明確なものへの過剰な期待だったり、特定分野での成功の無理な応用だったり。人間心理の不合理な部分から生まれるものだろうが、どこかしこで起きる不思議な現象の共通項を考えるのはおもしろい。
 
さて、このような一般的な現象のひとつに「インフレーション」がある。そもそもは、モノの値段が上がりお金の価値が下がり続ける状態のことだが、「何かが増すことで、その価値が下がる」と一般化すれば、もろもろ当てはまる現象がある。以前、“相互評価のインフレーション”考という記事を書いたが、あれは互いに褒め合い過ぎればその褒め言葉の価値が下がってしまということ。これ以外にも、「インフレーション」と捉えることで理解が捗る現象は数多い。
 
最近、インターネットを見ていて気付くのは、記事の見出しなどで起きている言葉のインフレーションだ。もはや、ちょっと目を引くくらいの言葉遣いでは誰も振り向かないため、日に日に言葉がインフレを起こしている。見出しの言葉が信用できないものになり、何とも厄介な状態だ。
 

言葉

credit: narciso1 via pixabay

 
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