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セルフィースティックは「セルカ棒」に決定!?


この記事の所要時間: 230秒 〜 330秒程度(1463文字)


まったく新しいタイプの商品は、何と呼んでいいかが難しい。ネットで検索するにしても、誰かに説明するにしても、お店で買うにしても、まだあまり一般的になってないモノはその名前に困ってしまう。多くの人が認識している共通のラベルがないと、新商品のことを伝えるのは案外大変だ。

一方、新商品を売り出す側からすれば、うまいネーミングをしてそれを一気に浸透させる必要がある。商品についての情報をやりとりするとき、キーとなるラベルがあるとないとでは大違いだからだ。商品名が直接その商品ジャンルをあらわすようになれば最高だし、そうでなくても誰もがわかるジャンル名が欲しいところ。いつまで経っても呼び方が定まらない商品は、なかなかヒットしないように思う。
 
最近、名前の行方が気になっていたのがセルフィースティックだ。こう言われてもピンと来ない人がいるかも知れないが、少し離れたところ、ちょっと高いところからセルフィー(自分撮り)するための専用の「棒」のこと。以前、このブログでは「ナルシストの棒」として紹介した(参考:自分撮り用「ナルシストの棒」は売れるのか?)。
 
さて、当初はいくつもの呼び方が混在していた印象のセルフィースティック。段々と「セルカ棒」という呼び方が定着しつつあるようだ。
 

selfie stick

credit: R4vi via FindCC

 
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企業収益も「オープン化」の時代!?


この記事の所要時間: 320秒 〜 420秒程度(1892文字)


Bufferは、TwitterやFacebookに時刻指定でポストを投稿するウェブサービス。このサービスがまさにバファー=緩衝材となって、投稿タイミングをコントロールできる。何らかの事情で特定の時刻に投稿したいとき、ポストを投稿する時間帯にバラツキを出したいときなどに便利なサービスだ。一定の時間をおいてから投稿すれば、不用意な投稿による炎上を防ぐ効果も期待できるだろう。
 

※画像はBufferからキャプチャー

※画像はBufferからキャプチャー

 
さて、このBuffer社の「オープン化」が凄い。月額利用料金10ドルの使い道を、ホームページで事細かに公開しているのだ。インターネットの普及をきっかけに進んでいるオープン化の波が、ついにここまで来たかという感じがする。企業収益も「オープン化」の時代なのかも知れない。
 
参考:「Buffer」が売上の内訳を分解して利益額などを解説、驚愕の情報公開とは|GIGAZINE
 

open

credit: loop_oh via FindCC

 
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「歩きスマホ率」を測定しよう!


この記事の所要時間: 450秒 〜 550秒程度(2681文字)


「歩きスマホ」対策が話題になっている。
NTTドコモが新宿駅の階段に注意喚起の広告を出したり、auから歩きスマホ注意アプリがリリースされたり、中国で歩きスマホ専用レーンができたり。昨年のニュースになるが、千代田区では関係機関が対策を話し合う会議が開かれた。現在は、歩きスマホの危険性が周知され、その対策が動き出している段階と言えそうだ(参考:“歩きスマホ”で対策を協議|NHKニュース ※リンク切れ)。
 
さて、この話題のニュースを見るたびに、何ともボンヤリした印象を受ける。数値による「見える化」がされていないため、話に締りがないのだ。歩きスマホ対策をすることは素晴らしいとして、その効果を測定しなければただの自己満足になってしまう。しっかりした話にするためには、現状を数値で把握し、目標値を定めて、その達成を確認することが必要になる。今のままでは、「やりました」というポーズを見せるためのアリバイづくりと言われても仕方がない。
 
ここで必要なのは「歩きスマホ率」を測定して、その変化から対策の効果を測ることだ。では、どうやって「歩きスマホ率」を測定したらいいだろうか。今回はこれについて考えてみることにする。
 

texting while walking

credit: Wang Alive via FindCC

 
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ネガ・ポジ分析は手作業で!


この記事の所要時間: 420秒 〜 520秒程度(2409文字)


自社の製品やサービスについて、顧客がどのように考えているかは誰もが気になるところ。顧客の声は、接客の現場で拾ったり、アンケート調査で集めたりすることが多いが、インターネットに投稿された内容を分析するというアプローチもある。こちらが知りたいことを当て込みで聞き出すより、消費者が問わず語りにみずから書き込んだことに価値があるという考え方だ。アンケート調査を生業にしてきた者から見ればいろいろツッコミどころはあるものの、なかなか魅力的なアプローチなのは間違いない。
 
先日の記事(トレンドの風速や風向きを確認する!?)では、アイス・バケツ・チャレンジへの意見がどう変わったのかをGoogleトレンドを使って簡易的に調べてみた。試しに行なったかなりアバウトな取り組みながら、「賛成」と「反対」の意見の変わり目を見るというアプローチの有効性はわかっていただけたように思う。任意の商品について、世間の反応を数量的に捉えることには、大きな価値があると言っていいだろう。
 
このような目的でよく使われるのが、ネガ・ポジ分析だ。ネガ・ポジ分析では、対象とする商品について書かれたブログやツイートなどを探し出し、それらをネガティブな意見とポジティブな意見にわける。その上で、ネガ・ポジの時系列での推移を追い掛けることで、世論の趨勢をうかがうことができる訳だ。これをテキストマイニングツールなどを使ってやるのではなく、手作業でやてみようというのが今回のオススメとなる。
 

plus minus

credit: ntr23 via FindCC

 
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トレンドの風速や風向きを確認する!?


この記事の所要時間: 330秒 〜 430秒程度(1973文字)


人の心は移ろい易い。何らかのきっかけである商品に注目が集まってトレンドが発生したとしても、その現象はなかなか安定しない。風が強まったり弱まったりするのは当然。ときには、追い風だったトレンドが瞬時に向かい風に変わったりする。トレンドは、人の心の変化とそこから生じる行動の変化の集合。その動きをつぶさに追い掛けたいのはやまやまだが、トレンドをリアルに目にすることはかなり難しい。
 
その結果、ほとんどの場合は新聞やテレビが発信する情報、自分のまわりの人たちの言動などからトレンドの現状を推測することになる。しかし、これが何とも危なっかしい。故意か過失かは別にしてマスコミの取り扱う情報には歪みがあるし、自分のまわりの人たちに世間を代表させるのはかなり無理がある。
 
定期的にアンケート調査を行なえば、トレンドの風速や風向きを時系列で知ることができるが、何せこれにはコストが掛かる。ちょっとトレンドが気になる程度では、アンケート調査は現実的な方法とはならないだろう。そこで、代替案として登場するのがインターネット上で発信される情報量の変化を観察する方法だ。もちろん完璧なものではないが、何にも代え難い手軽さがあり、おもしろい。トレンドの変化に少しでも興味があるならば、この方法を一度試してみると良いだろう。
 

windvane

credit: Hans via FindCC

 
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