タグ : 量と質

Appleの放置アプリ削除と賞味期限


この記事の所要時間: 150秒 〜 250秒程度(1200文字)


登録アプリケーションが200万本を超えたAppleのApp Store。これまで、その活力の象徴としてアプリ数の多さを強調してきたが、少し方針が変わったようだ。今後は、長い間アップデートされていない「放置アプリ」などを削除するとのこと。「ユーザーが目的に合った素晴らしいアプリを見つけやすくするために」変更されるという(参考Apple、App Storeの放置アプリを9月7日から削除へ ガイドライン改定でアプリ名は50字までに|ITmediaニュース)。
 
登録アプリ数より「検索しやすさ」を優先する今回の変更は、目指すものの量から質への転換と言えよう。インターネットの特徴である「何でも、たくさんある」が邪魔になりつつある現在、質への回帰は必然のようにも思う。そして、質への回帰で重要になるのがコンテンツの「賞味期限」となる。
 

credit: Hans via pixabay

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「5秒エディタ」で集中力アップ!?


この記事の所要時間: 20秒 〜 30秒程度(1226文字)


仕事の書類であれ、プライベートなメールであれ、文書をつくるときには一定の集中力が必要だ。集中しなくても書けないことはないが、その出来上がりを見れば一目瞭然。心の散漫さが文章に出ているとでも言おうか。程度の差こそあれ、粗が目立つものとなってしまう。メール、スマホ、SNSなど気を散らすものが多い時代だけに、集中力の大切さを実感している人も多いだろう。
 
そこに登場したのが「5秒エディタ」。これを使えば、否が応でも文書作成に集中することになる。自分の集中力に自信がないのなら、一度試してみるといいかも知れない。
 

執筆

credit: LibelSanRo via pixabay

 
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スマホでメール、小さな画面が心を狭くする?


この記事の所要時間: 30秒 〜 40秒程度(1782文字)


ちょっとした気分や環境の違いで、判断、行動、発言にブレが出るのが人間という生き物だ。自分をしっかり持っているつもりでいても、些細なことの影響でいろいろなところに歪みが生じる。以前のWIREDの記事によれば、判事による受刑者仮釈放決定のようなブレがあってはおかしい判断でも、疲労により大きな影響が出るらしい(参考:疲労や「死の意識」で脳が「保守化」:研究結果)。自分に引き寄せて考えても、朝のフレッシュな頭での判断と夜の疲れた頭での判断では、かなりの違いがありそうだ。
 
さて、気分や環境で人間の判断、行動、発言が変わることを認めるなら、スマートフォンから送るメールには注意した方がいいだろう。同じメールでも、パソコンなどから送るときより、環境変化の影響を受け易いからだ。スマホから送ったメールでは、判断や文章の質が大幅に低下しているかも知れない。
 

smartphone mail

credit: caribb via FindCC

 
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夏の恵方巻とイベントのインフレーション


この記事の所要時間: 310秒 〜 410秒程度(1798文字)


今年から、セブンイレブンが夏の恵方巻を売りはじめた。
あまり馴染みがない立秋前の節分を持ちだしてまで恵方巻を売ろうという企画で、初年度は100万本の販売を目指すとのこと。2月の節分に恵方巻を販売するようになって約15年。恵方巻の一定の浸透を受けて、次の一手を打ったというところだろうか(参考:セブンイレブンが「夏の恵方巻」を初めて発売 8月4-6日|MSN産経ニュース)。
 
小売店などがあの手この手を使って、消費を刺激するのは当然のことだ。企業や業界団体が無理矢理イベントをつくって何かを売ろうとしても、消費者が買うも買わないも自由なのだから文句を付ける筋合いではない。企業が「売れる仕組みづくり」を目指してさまざまな試行錯誤を行なう姿は好ましくさえ思う。
 
とは言え、最近のこの手のイベントには少し趣の違った居心地の悪さを覚える。企業が仕掛けるイベントに、消費者が無理して乗っているのように見えるのだ。そして、無理にでも乗ってくる消費者に対して、企業はイベントを仕掛け続ける。この持ちつ持たれつの関係は、かなり歪んでいるように思えてならない。
 

Photo credit : Charley Lhasa / Foter / CC BY-NC-SA Photo credit : Charley Lhasa / Foter / CC BY-NC-SA

 
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ものづくりの敵はネット・バカ?


この記事の所要時間: 310秒 〜 410秒程度(1831文字)


ナショナル・アンプラグデーをご存知だろうか。
実は、自分もつい先日知ったばかりなのだが、「3月最初の金曜日の日没から、翌日の日没までの期間をネットなしに過ごそうという」試みのことらしい。その目的は「日々の忙しさから抜け出し、ネットから離れて、じっくりと考える時間をもち、のんびりと出かけて、親しい人とゆっくりした時を過ご」すことだ(参考:ネットに繋がらない「オフの日」を実践する「ナショナル・アンプラグデー」|TechCrunch JAPAN)。
 
インターネットやスマートフォンの急速な浸透で、人々の生活は大きく変化した。もちろんプラスの効果もあるが、そこにはマイナスの影響もある。情報がネットから恒常的に入ってくることで集中力が途切れてしまい、作業や考察のレベルが下がるネット・バカがその典型だ(ネット・バカについて詳しく知りたい人はネット・バカに気を付けろを参照のこと)。
 
ネット・バカの影響はかなり広範囲に及ぶため、少しでも自覚のある人は早めに対処した方がいい。そして、アンプラグデーは、究極のネット・バカ対策と言えるだろう。何せ物理的に遮断してしまうのだから、対処に抜かりがない。
 
アンプラグデーは少し大袈裟だとしても、依存を抑えるためにネットとの距離を保つ試みは有効だ。もしかすると、ものづくり復活のキーポイントになるかも知れない。
 

photo credit : Kevin Steinhardt via photopin cc

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