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メール障害 ⇒ やるべきことはこの3つ!?


この記事の所要時間: 420秒 〜 520秒程度(2388文字)


先日、Yahoo!メールで大規模な障害が発生した。この影響を受けたメールアドレスは約380万個。ほぼ丸4日の間、メールが一切受け取れなかったというのだから、かなりの被害だ。1日に受け取るメールに1,000円の価値があるとすれば、その被害額は 1,000円 × 380万アドレス × 4日間 = 144億円。1アドレス1日1,000円という金額に何ら根拠はないが、個々の影響を積み上げることでその被害が膨大になることはわかっていただけるだろう。
 
さて、自分の場合、Yahoo!メールは使ってないため、今回の騒動にはあまり巻き込まれずに済んだ。とは言え、Yahoo!メールが落ちるなら、Gmail、Outlook.com、iCloudメールなどのフリーメールサービスで同じようなことが起きても不思議がない。今どき、フリーメールのシステムが特に劣っているとは考えられないので、プロバイダーが提供するメールアドレスだって大差ないリスクがあるだろう。つまり、メール障害は対岸の火事ではないのだ。そこで、自分が使っているメールサービスに障害が起きたときやるべきことは何なのか、これを機に考えてみた。
 

mail

credit: geralt via FindCC

 
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たった3分! Googleを2段階認証にする方法


この記事の所要時間: 330秒 〜 430秒程度(1970文字)


パスワード認証が脅威にさらされている。
先日は、約500万件のGmailアドレスとパスワードの漏洩が発覚。iCloudからセレブ女優たちのプライベート画像が流出した事件も記憶に新しいだろう。それぞれ原因は違うにせよ、パスワードだけでの認証はかなり危険な状態にあると言わざるを得ない。何せ、相手にパスワードを知られたらお終いだ。「自分だけは大丈夫」などという無根拠な自信は捨てて、すぐにでも対処する必要がある。
 
パスワード認証の安全性を高める対処として、何より有効なのが2段階認証だ。まだまだ広く浸透していないようだが、いま現在、パスワード認証を破られる脅威から逃れる最強の方法と言えよう。
 
2段階認証がなかなか普及しないのは、その取っ付き難さに原因があるように思う。そこで今回は、Googleのアカウントを例に、2段階認証の設定方法を紹介する。
 

password

credit: geralt via FindCC

 
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Ingressとデング熱の不穏な(?)関係


この記事の所要時間: 30秒 〜 40秒程度(1752文字)


Ingressの人気をご存知だろうか。IngressはGoogleが提供する位置情報ゲームで、今年7月にこれまでのAndroid版に加えてiOS版が登場した。Googleトレンドを見ても、7月以降の急速な盛り上がりは一目瞭然。ほぼ間違いなく「一部で」の注釈付きだろうが、かなり話題となっている。
 


 
ただ、このIngress。今夏たくさんの感染者を出しているデング熱との不穏な(?)関係が心配される。何を隠そう、Ingressのプレイヤーがデング熱の「運び屋」になっているおそれがあるためだ。
 
ingress

credit: astielau via FindCC


 
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メアドをホームページで公開した結果・・・


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1329文字)


このホームページ・ささびずでは、右側の自己紹介欄にお問い合せ用のメールアドレスを公開している。今を去ること半年前、ふとしたきっかけでメールアドレスが掲載されていないことの不便さに気付き、いろいろ考えた上でメールで問い合わせができるようにしたのだ(参考:お問い合せ用メールアドレスを掲載しました。)。
 
その時に心配したのが、迷惑メールが増えるのではないかということ。インターネットを巡回しているbot(自動プラグラム)がホームページにあるメールアドレスを自動で収集して、そこに悪質なメールを送り付けてくるという筋書きだ。このようなシステムはあまりに効率が悪く、どうにもならないほどの迷惑メールが届くという説には半信半疑だったが、本当のところはテストしてみなければわからない。メールアドレス掲載には、このちょっとしたリスクを確認してみたいという意図もあった。
 
メールアドレスの公開から半年が経過して、どのくらいの量の迷惑メールが届いたのか。今回はその結果を発表する。
 

spam

credit: JeepersMedia via FindCC

 
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アイス・バケツ・チャレンジとネズミ講


この記事の所要時間: 330秒 〜 430秒程度(2009文字)


8月後半、日本でもアイス・バケツ・チャレンジが大きな話題となった。ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者支援のためのアメリカ発のこの企画。その拡散スピードは凄まじく、何とも異様な広がりを見せた。日本ALS協会によれば、「8月18日から31日までの2週間で、協会に寄せられた寄付は合計2747万円」とのこと。単純に1人1万円と考えると、2,747人が寄付したことになる(「アイスバケツチャレンジ」に日本ALS協会が感謝のコメント 募金額は2週間で2747万円に|ねとらぼ)。
 

 ●指名された人は24時間以内に
   ・ALS協会に100ドルを寄付する
   ・頭から氷水をかぶる
  のいずれかを選ぶ ※両方を行なってもよい

 ●次にバトンを渡す3人を指名する

アイス・バケツ・チャレンジ企画の肝はこの基本ルールにある。(1)対象者1人が「3人を指名する」ため、その対象者は指数関数的に裾野を広げて増加する。しかも、(2)「24時間以内」という厳しい条件があることにより、1回転のサイクルが早い。そして、(3)寄付も氷水も強制ではないとはいえ、根底にチャリティの理念があるので何となくスルーはし難い。これら3つの条件が揃った結果、対象者の輪が勢いよく広まった訳だ。いつの間にか収束したようだが、何かの拍子に再燃すればまた同じような現象が起きないとも限らない。
 

pyramid selling

credit: Nickay3111 via FindCC

 
このルールとその広がりを見て、俗に言う「ネズミ講」を連想した人は多いだろう。その目的は大きく違うと言えども、拡散の様相は極めて似通っている。1人が複数人に紹介することで、巻き込まれる人数が爆発的に増えていく仕組みに変わりはない。ことが善意の広がりならば、それはそれでいいように思うかも知れないが、ネズミ講を連想するような拡散の仕組みには大きな注意が必要だ。一つ間違えれば、収拾の付かないことになる。たとえ善意の連鎖が目的だとしても、不用意に手を出さない方が無難だろう。
 
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