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「広島焼き」が放送禁止用語になった日


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1456文字)


俗に、放送禁止用語と言われるものがある。「この言葉を使ってはいけない」という明文化された決まりがあるわけではないものの、メディア等で自主的に使用が控えられている言葉。その性格上、公にされたリストのようなものはないが、誰でも1つや2つは思い浮かぶだろう。差別的な表現だったり、猥褻な言葉だったり。「放送禁止」というワードのニュアンスから、「不適切な言葉」と捉える人も多いように思う。
 
ただし、ある言葉の使用が控えられる理由は、「不適切」以外にもいろいろあるようだ。例えば、つい先日は、「広島焼き」が放送禁止用語になる瞬間を目にすることとなった。
 

 
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何にセンサーを付けるか、それが問題だ!


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1643文字)


イギリスでおもしろいリサーチがはじまった。ハトを使って大気の状態をモニタリングする試みだ。このリサーチを可能にする仕掛けは、実験に参加するハトが背負わされるバックパックにある。バックパックが自動的に採取した大気とハトの飛行記録を分析することで、首都・ロンドンの大気を立体的に観測することができるのだ(参考:ウェアラブルは次のレベルへ―かわいいデバイスでハトが大気汚染をモニター|TechCrunch Japan)。
 
技術の進歩で各種デバイスが小さくなることにより、今まで困難だったいろいろなものが観測できるようになった。上の例でも、ハトが背負うバックパックの重さは「羽根一本くらい」であり、デバイスの小型化があってはじめて成立した実験だろう。デバイスの進化による観測可能なものの増加が、ビッグデータ活用の背景にあるのは間違いない。
 
現代は「センサーの時代」だ。さまざまなところに、周りの状態を自動で感知してデータ化するセンサーが埋め込まれている。細かな定義を別にすれば、ハトのバックパックも周りの状態を観測するという意味でセンサーの一種と言えるだろう。センサーに囲まれた状態は少し気味悪い気もするが、活用する側にとってはなかなか魅力的な環境だ。
 
さて、「センサーの時代」で重要となるのが、何のために、何にセンサーを付けて、何を観測するかということ。ハトと大気汚染のような絶妙な組み合わせを考え出せば、案外とビジネスのタネになるかも知れない。頭の体操がてら、各種センサーの取り付け場所を考えてみるのも、ビジネスのひとつの楽しみ方のように思う。
 

センサー

credit: beear via pixabay

 
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宅配ボックスと印鑑とイノベーション


この記事の所要時間: 330秒 〜 430秒程度(1979文字)


今の世の中、宅配便がなくては生きていけないという人も多いだろう。宅配便の取り扱い個数は2014年の統計で36億1379万個(参考:平成26年度 宅配便取扱実績について|国土交通省)。1日あたり1000万個弱の荷物が配達されており、国民1人あたりにすれば1年で約30個という計算になる。実際には企業間の荷物も多いとしても、すごい個数であることに変わりはない。民間企業が担っているとはいえ、全国に広がる宅配網は日本の社会を支えるインフラのようなもの。この効率を上げよという取り組みが、官民協力のもとに進められている。
 
宅配便効率化の議論では、再配達率を下げることがひとつのポイントになっている。ひとつの荷物を届けるのに、2度も3度も訪問するより1度で済んだ方が効率がいいのは間違いない。「再配達なし」の場合はポイントを貰えるなど、いろいろなアイデアが展開、実験されているようだ。
 
再配達を減らすために役立つと期待されているが宅配ボックスだ。これを導入すれば、受取人が留守でも宅配ボックスに荷物を入れれば配達完了となるため、不在が理由の再配達がなくなる。最近のマンション等では、標準設備となりつつあるようだ。
 
さて、パナソニックから新しい戸建住宅用の宅配ボックスが登場した(参考:パナソニック、捺印機能まで完備した戸建住宅用の宅配ボックス|家電Watch)。この商品の目玉(?)は、シャチハタを使った捺印機能だという。必要は発明の母なのかも知れないが、この機能を何とも馬鹿馬鹿しく思うのは自分だけではないだろう。
 

宅配便

credit: Skitterphoto via pixabay

 
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ユーズド加工のマスクが欲しい!


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1324文字)


立春が過ぎ、はや雨水。2月も下旬となれば、春はもうすぐ。当然ながら、にっくき花粉の飛散が本格化しつつある。花粉症の人にとっては、「めでたさも中くらいなり」なのがこの季節だ。
 
花粉症患者が手放せないがマスク。使い捨てのマスクが一般化したのはいつごろからだろうか。今では、春になれば各社工夫をこらした使い捨てマスクが店頭に並ぶのが恒例となった。三次元加工、高密着、小さめサイズ、色付きなどなど。やや手詰まり感はあるものの、使い捨てマスクの進化はすさまじい。
 
さて、一花粉症患者として欲しいのが、記事見出しにもしたユーズド加工のマスクだ。ユーズド加工のジーンズがあるなら、ユーズド加工のマスクがあってもいいように思う。
 

マスク

Photo credit: JaggyBoss via Foter.com / CC BY-SA

 
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喫煙席を花粉症席に!


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1382文字)


花粉が飛んでいる。本格的な飛散はまだ先という情報もあるが、花粉症患者の鼻は敏感だ。自分の場合、今年2016年の花粉症初日は1月15日。既に、マスクと花粉症薬が手放せない状態になっている。
 
花粉症の時期に困るのが飲食店。食べ物、飲み物を口にするためにマスクを外す必要があり、普段より多く花粉を吸い込む可能性があるためだ。実は、今年の花粉症発症もこのパターンだった。出入りの多いコーヒー店で自動ドアの近くの席に座っていたら、翌朝には鼻水が止まらない状態に。「まだ大丈夫」という油断が惨事を招くことになった。
 
当然、花粉の飛散が多くなると、飲食店の選び方が違ってくる。花粉があまり入ってこない(ような気がする)ことが店選びの第一条件となるのだ。自動ドアより手動ドア、路面店よりビル内にある店、人の多い店より少ない店、・・・。大袈裟に聞こえるかも知れないが、花粉の酷い時期には案外深刻な問題となる。
 
花粉症の程度は人それそれとはいえ、彼ら彼女らが少しでも花粉の少ない場所を求めているのは間違いないだろう。つまり、花粉レスエリア(?)にはニーズがある。このニーズをうまく満たせば商機になるかも知れない。
 

くしゃみ

credit: stevepb via pixabay

 
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