タグ : データの罠

うるう年の統計学 2月の統計に水増しアリ?


この記事の所要時間: 320秒 〜 420秒程度(1903文字)


3月に入って早1週間。小売、外食産業などでは2月の月次売上速報が出はじめている。多くのデータに、前年同月比の増減率が付いているが、難しいのがその捉え方だ。
 
何せ、先月2月は4年に1度のうるう月。日数が1日多いのだから、売上は前年同月比で伸びていて当然と考えられる。あまり好調でない会社でも、1日の水増し(?)のおかげで売上増加となる可能性があるだろう。うるう年の統計は、少し悩ましい。
 

プラス

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危険なパスワードがなくならない理由


この記事の所要時間: 20秒 〜 30秒程度(1283文字)


前回の記事で紹介した「よく使われたパスワードランキング」。毎回、上位は数字の羅列や簡単な英単語ばかりで、安全なパスワードの使用をうながす啓蒙は失敗しているように見えるが、実はそうとも限らない。
 
上位に危険なパスワードが並ぶのには、集計上のトリック(?)があるからだ。啓蒙が成功して、ほとんどの人が安全なパスワードを使うようになったとしても、「よく使われたパスワードランキング」の上位には今と同じようなパスワードが並ぶことになるだろう。
 

カウンター

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出版物販売額、『火花』で書籍健闘は本当か?


この記事の所要時間: 220秒 〜 320秒程度(1458文字)


出版物の不振が続いている。2016年は「国内で出版された書籍と雑誌の販売額が、前年より約5%減の1兆5200億円程度にとどまり、過去最大の落ち込みとなる見通し」とのこと。この販売額は32年ぶりの低水準であり、ピーク時の6割以下というのだから、その現状はかなり厳しいと言えよう(参考:今年の出版物販売額、落ち込み最大に240万部超 「火花」で書籍健闘も、雑誌の不振深刻|産経ニュース)。
 
この記事で気になったのが、以下の部分だ。

書籍の推定販売額は前年比約1・9%減の7400億円前後となる見通し。累計240万部を超えた「火花」の大ヒットもあり、減少率は前年(4%減)より縮小した。

書籍が健闘した = 書籍販売額の減少率が前年に比べて小さかったのは『火花』の効果と言っているように読めるが、果たして1冊のベストセラーにそんな大きな影響力があるだろうか。結論から言ってしまえば、そんなことがあるはずない。
 

書籍

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iOS 9への驚異的な移行ペースは信用できる!?


この記事の所要時間: 30秒 〜 40秒程度(1774文字)


AppleのiOS 9が好調らしい。リリースからたった4日で、iPhoneをはじめとするiOSデバイスの50%以上が最新OSに移行したという。Androidの最新バージョン・Lollipopがリリースから1年近く経った今でも普及率20%強にとどまっていることを考え合わせると、iOS 9への移行ペースがどれだけ凄いかわかるだろう。ある種の文化の違いなのかも知れないが、4日で50%以上のアップデートはあまりに驚異的なペースだ(参考:「iOS 9」移行ペースは過去最速–リリース4日でiOS端末50%超に搭載|CNET Japan)。
 
さて、多くの人は「移行率50%以上」をそのまま受け入れるだろうが、データにこだわる者としてはその求め方が気になって仕方ない。AppleはどうやってiOS 9の移行率を求めているのだろうか。ちょっと考えてみた。
 

 
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朝食人気ナンバーワンはマクドナルド!?


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1652文字)


先日、ロイターに米マクドナルド、朝食好きの間で一番人気 2位サブウェイ=調査という記事があった。外食産業各社が「朝食」に注目していると言われる中、アメリカの朝食人気ナンバーワンはマクドナルドなのかと思ったが、どうもそうとは限らないらしい。
 
記事のタイトルで読み飛ばしてはいけないのは、「朝食好きの間で」という部分。ランキングがあるとついつい順位に目が行ってしまうが、どのような組成のランキングなのかをチェックしないと勘違いの元と成り兼ねない。今回の記事で紹介されている順位は、「朝食好き」な人たちによるかなり特殊なランキングだ。
 

朝食

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