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仕事仲間の私生活など知りたくない!


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1688文字)


時折、松尾スズキさんのこのツイートを思い出す。インターネットで、特に知りたくもない仕事仲間の私生活を垣間見たときなどだ。今の時代、好むと好まざるとに関わらず他人のプライベートに触れることは多い。図らずも知り過ぎてしまうわけだ。
 
「知り過ぎる」は厄介だ。
この感覚に共感できる人とできない人がいるだろうが、ツイッターやフェイスブックに好き嫌いがあるのは、このあたりの感覚の違いが大きいように思う。人とどんな風に付き合いたいのか、その価値観があらわれている。
 
さて、自分の場合、仕事仲間の私生活など知りたくない。
今回は、そんなお話を書いてみようと思う。
 

photo credit : webtreats via photopin cc

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データ分析の不都合な真実


この記事の所要時間: 550秒 〜 650秒程度(3147文字)


データ分析の不都合な真実とは、この世に魔法使いは居ないということだ。
 
専門家が膨大な量のデータを最新の高性能なアプリケーションを使って新手法で分析したとしても、「わかること」と「わからないこと」がある。データ分析に詳しくない人は、「膨大」「最新」「高性能」「新手法」などのはったりに騙されてしまうかも知れないが、いくらデータを詳細に見てもわからないことはわからない。どこを探しても魔法使いや超能力者はおらず、せいぜい居るのは手品師だ。
 
いくら高度な分析をしたところで「わかること」は限られている。
難解な分析でもっともらしい結果をつくり出すことはできるが、そこでは分析者が手品の腕前を見せていることも多い。結果を出すために強引な仮定を置いたり、無理矢理つくった算出式をあてはめたり、分析結果を力尽くで解釈したり、かなり大胆な工夫をしているのだ。そして、この工夫を分析結果を磨き上げるための職人芸と捉えるか、恣意性の高い属人的な操作と捉えるかは、明解な結論がある類の議論ではない。
 
データ分析というと科学的、客観的なものと思われるかも知れないが、一部の例外を除いて実態はそうではない。ほとんどの分析者は、企業や業界や学会の中での立場を守るために、真実よりも適度に体裁が整ったキャッチーなアウトプットを求める。それを望む人が多いのも間違いないとは言え、いささか度が過ぎると人を騙しているのとあまり変わらないことになる。
 
さて、なぜこんな当たり前のことを書き出したかと言えば、あるサイトのアウトプットに極めて強い違和感を覚えたからだ。今回は、このサイトを一例にしてデータ分析の難しさについて説明しよう。
 

photo credit : Stéfan via photopin cc

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口コミをモンテカルロでシミュレーション !


この記事の所要時間: 250秒 〜 350秒程度(1699文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
モンテカルロ法によるシミュレーションが役立つ分野として、ネットワークの分析があります。際限なく張り巡らされた数多くの「関係」を数式で計算するのは容易でないため、力ずくが得意なモンテカルロ法が生きてくるのです。
 
本格的にネットワークを分析するには専門的な知識が必要ですし、到底エクセルでできるようなものではありません。しかし、ネットワークの分析では、一般的なデータ分析とはまったく違った現象を見られるので、その雰囲気だけでも伝えられたらと思います。素人のお遊びといってしまえばそれまでですが、ちょっとお付き合いください。
 

 
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ビックロで考える「良いものは良い」という錯覚


この記事の所要時間: 150秒 〜 250秒程度(1173文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
昨日、新宿東口に「ビックロ」がオープンしました。
家電不況の中、家電量販店と衣料品大手の異業種コラボは意欲的な取り組みと言えるでしょう。その成否は当然ながらまだわかりませんが、ここ数日の新聞やニュース番組を見る限り、オープン時の話題づくりは大成功のようです。
 
さて、数日前、ビックロについて興味深いツイートがありました。


これは、デザイナー/エンジニアで慶應義塾大学教授の山中俊治さん(@Yam_eye)のツイートで、大学の講義に招いた佐藤可士和さんの発言です。「ともかくかっこ良くならないように気をつけた」は、けだし名言だと思います。
 

photo credit : ralphbijker via photopin cc

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これでIT活用と選挙結果の関係がわかる!?


この記事の所要時間: 210秒 〜 310秒程度(1347文字)


中小企業診断士の佐々木孝です。
 
日経ビジネスオンラインIT活用に積極的な国会議員は誰?という記事が掲載されました。日本政策学校と共同で実施した「政党・国会議員720人IT利用度調査」の結果を紹介するものです。
 
各政党・各政治家が

 ①ホームページ
 ②ブログ
 ③動画配信
 ④メールマガジン
 ⑤ツイッター
 ⑥フェイスブック
 ⑦ネット献金

を活用しているか調べて、1項目1点で得点化することによりそれぞれの利用度を採点しています。政治家のデータで言えば、衆院・参院議員720人で利用度0が18人、利用度1が132人、・・・、利用度7が39人という結果です。
 
実は、この調査はアンケート調査ではありません。専門チームが、実際に検索等を行なって各党・各人のIT活用状況を調べた結果です。アンケートと違って回答拒否や虚偽回答がなく、事実誤認も少ない(ほとんどない)上質のデータだと考えられます。
この調査を発展させれば、更におもしろいことがわかるでしょう。
 

photo credit : KEXINO via photopin cc

 
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